2.0
作家さんのやりたいことは分かるけれど
ミステリ要素や技巧としてあえて控えめにしているのではなく、単純に台詞が分かりにくくて構成も中途半端に感じます。主人公の勘の良さに頼りすぎた展開で、代役なのになぜそこまで理解しているのか、そこまで突っ込んだ台詞を話せるのはなぜなのか、恋人なのに皇太子はなぜまるきり気づかないのか…などなど違和感が散見されます。
主人公の性格も、作者に都合よく動かされている感じで自我のなさが気になります。
漫画家さんのやりたい/お話をどう進ませたいかはなんとなく察することはできるけれど、技術が若干足りないように見えます…。
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