4.0
あれ?ウチの実家かな?
と、思うほどの内容です。
嫌な所だけをまざまざとクローズアップしてます。主人公の年齢が分かりませんが田舎の典型です。今でこそ、女性蔑視で訴えられそうな案件が盛りだくさん。でもそれがここに住む女性たちの処世術でもある。おさんどん、お酌なんか普通です。
否であるなら、足掻いて逃げ出し二度と戻らないこと。主人公の心の強さを感じました。
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と、思うほどの内容です。
嫌な所だけをまざまざとクローズアップしてます。主人公の年齢が分かりませんが田舎の典型です。今でこそ、女性蔑視で訴えられそうな案件が盛りだくさん。でもそれがここに住む女性たちの処世術でもある。おさんどん、お酌なんか普通です。
否であるなら、足掻いて逃げ出し二度と戻らないこと。主人公の心の強さを感じました。
すごくわかる!って思って、どんどん読んでしまいました。
田舎の封建的なジジババって、あんたのためよって言いながら自分と同じルートを決めたがる。みんな横並びに、誰も突出させないように。女は家庭を守り、親の面倒を見るのが当たり前って、自分がそうやらされて嫌だったくせに押し付ける。他人のために生きてるんじゃない、自分のために生きてるんだ!頑張れみゆき!!
こんなに自由である現代でも、ストーリーのような田舎、家族・親戚関係はリアルであるのだろうと思います。
無料を読んで課金しました。
作者が言いたいことを言う漫画ではなく、読んだ人がどう感じるかの内容なのでは。
私は、切なく感じました。
主人公のように、自らの意思で飛び出す人もいれば、飛び出せず周りに合わせて生きる人。自らが命を絶ってその苦痛を終わらせる人。
ストーリーのような状況・環境でなくても、日常に溢れているような物語。
自分だったらどうするだろう。
田舎あるあるなんでしょうね。
私は地方都市に住んでますが、このような風習はありません。
でも昨今のネットの普及において未だにこの漫画のような田舎が存在してることは、
以前より逆に知られるようなったと思います。
都会から田舎に永住する人の話などがテレビなどでとても素晴らしいかの如く報じられてますが、実際は新参者はいい様にこき使われて、拒否しようものなら村八分という制裁が待っているので誰も逆らえないなんて話をよく聞きます。
最近でも九州のある田舎での村八分裁判もあったばかりですし、珍しい話ではないのでしょう。
従姉妹がどのように暮らし、何故亡くなったのかわかりませんし、主人公が法事で少しの反抗を試みるも
周りの親戚や親の圧力の前に謝らされたりと、モヤモヤが残る終わり方でした。
でもそれこそが令和の今になっても尚、蔓延る田舎社会の闇を表しているように思います。
この漫画に出てくる田舎の親戚達のような人たちは、変わることを恐れているかのように拒んでます。
まだまだこのような閉鎖的な田舎は無くならないと言うことをよく表現した漫画だと思います。
娘がもし田舎に嫁ぐなんて事になったらと心配してしまいますね。
ストーリーは短く、テーマがはっきりとしているのに対し、それ以外は抽象的です。そのため読み手側に想像力が必要な作品ですが、解釈の楽しみがあります。
主人公の年齢や職業、従姉妹の死因など、あまり具体的な内容が描かれていないのは、読んだ人がそれぞれの解釈をし、自身の経験と重ねて読めるようにでしょう。
キーワードは「田舎」「葬儀/法事」「男尊女卑」と言ったところ。
なぜ葬儀や法事なのかと言えば、それが親戚や隣近所が一堂に会する機会の代表格であり、それだけの人が集まれば田舎の人間関係の煩わしさが炸裂すること必至だからです。
今も残る田舎の価値観と風習がとてもリアルに表現されている、秀逸な作品です。
私も似たような田舎育ちです。
濃い親戚づきあいの中育ってきました。
親や親戚が子どもたちの人生に分かりやすく圧力をかけてコントロールする事はなかったけど、よくは思ってないのは子供の頃から分かってました。
この話より少しはマシだったかも。
主人公の「(ここ=出身地に)帰らない」という言葉にショックを受けた母親が、決心した主人公の代わりにサンドバッグになるんだろうな。
それが親戚から子を守る事になるとしたら、頑張って欲しいもんです。
女性というだけで無礼なことを言われてもヘラヘラへつらうことを強要される美幸の故郷の雰囲気、実感したことがあります。
この作品を読んで、結婚一年で離婚した前夫の実家を久しぶりに思い出しました。私は、東京の生まれ育ちで、前夫は東京の大学で同級生でした。当たり前だけど、幼稚園から大学まで男女平等に育ってきたし、両親や周囲の大人は私を個人として大切に接してきてくれました。だから、前夫の実家の男尊女卑でセクハラ・モラハラが悪いことだと理解できない、プライバシーなし、嫁は最下位等の価値観に自分の頭がおかしくなったのではないかと思いました。その価値観で育ってきた前夫にとっては、それが常識だから改善したり擦り合わせていける余地はありませんでした。だからさっさと見切りをつけて、その後間もなく東京育ちの現夫と結婚し、根本的な価値観はちがわずに快適に暮らしています。それほど昔の話ではありません。
美幸は、20代半ばくらいかな。仕事に脂が乗ってきているようなことを言っていたことからすると。そうだとすると、同い年の真喜は、田舎だととっくに結婚していると思う。精進落しで真喜の父親が美幸に対して不躾なことを言っていたけど、真喜が嫁の立場ならその夫の実家が喪主で、嫁の両親は小さくなっているはず。もちろん、話をわかり易くするため、真喜を独身にしたのだと判断しました。
自分の地元はこれ程までではないがやはり田舎。大学に行けば褒めるより嫌味。「女の子なのに」。年功序列も性差別もあった。困難でも変えていかなくては行けない悪習だと、この話を読んでしみじみ思った。
楽しいところがちっとも無い。でもとても良い作品だと思う。ただ、心に刺さる人刺さらない人と分かれるだろうな。
それにしても、ここのレビュアーの質の高さよ!感心してしまうわ。
短めでセリフ少なめでそれぞれの感じる部分があって良かったです。
それが何?って感じる人はたくさんいるかもしれません。私は自分の道を自由に決めて生きることができ当たり前と思っていましたが、結婚の直前までに夫の実家で集まりがあった時に初対面の年長者の男性に叩かれながら女は子供産んでなんぼだから仕事なんてさっさとやめろと言われ、自分がいかに恵まれていたかを実感しました。もし自分がそこで生まれ育っていたらと思うと恐ろしいです。いまは仕事も子供も持てるのはその土地に嫁がなくて済んだからです。
で?
と思いました…
何が言いたくてどんな話がかきたくてこれかいたの?
何かのストーリーの第1話ってことならわかる。
これから何かがあるのだろう。
でもこれで完結?何がしたかったの?
作者も出版社も。
よくある田舎のよくある風景。
何かが起こりそうな感じで書いてて何も起こらない。
人の心の起伏もない。
あるとすれば高校生の時のやりとりくらい?
…で?
1話は無料で見て2話は課金で購入。
たった30ポイントだけど、正直久しぶりに課金を後悔した作品でした。