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先日、癌で父を亡くしました。癌が見つかってから僅か3ヶ月でした。父は亡くなるその日まで自分の足で歩き、しっかりしてましたが急変し、そのまま亡くなってしまいました。納棺師さんのお陰で父の最期はキュッと口角が上がり、今にも喋りだしそうに笑ってました。この作品を読んで、父を思い出し、涙する事も何度もありました。とても大変な仕事だと思いますが、とても素晴らしい誇れる仕事だと思います。
是非、色々な方にこの作品を読んで貰いたいと感じました。
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先日、癌で父を亡くしました。癌が見つかってから僅か3ヶ月でした。父は亡くなるその日まで自分の足で歩き、しっかりしてましたが急変し、そのまま亡くなってしまいました。納棺師さんのお陰で父の最期はキュッと口角が上がり、今にも喋りだしそうに笑ってました。この作品を読んで、父を思い出し、涙する事も何度もありました。とても大変な仕事だと思いますが、とても素晴らしい誇れる仕事だと思います。
是非、色々な方にこの作品を読んで貰いたいと感じました。
昔、父が亡くなった時に、同じように細やかなケアを受けた事を思い出しました。身内を亡くした人は、普段よりも些細な事で傷付いたり、怒りを感じるように思います。
遺族の気持ちに寄り添うお仕事をされる皆さんの姿に感動しました。
このマンガでは、故人を「お父さん」など、家族称で呼んでおられますね。
良い会社なのだろうし、現場に人間性のある上司の方もいらっしゃったのでしょう。
素晴らしいマンガだと思います。
細々とでも読み続けたくなる。
こう言うお仕事をされている方が居ると言うことを、キチンと教えて頂いてありがたい。
最近父が亡くなり、納棺師さんと言うものを間近で見られるかと思っていたが、コレらの仕事は宗教や地域性によっても違うものだと知りました。
(神道だと服を着替えることはなかった)
そう言うトコロも知れたら良かったけど、時代背景も違ったりするのかな。
色々と考えさせられます。納棺師さんは、簡単に言うと人生を全うした方々への最後、家族以外で唯一、一緒にお見送りや準備をしてくれるお仕事です。私の祖父と祖母は、送り人という映画で納棺師としてキャストの方々へ指導された納棺師さんにお世話になりました。今でも納棺師さんのお仕事は鮮明に覚えています。とてもありがたく、納棺師という仕事は素晴らしいと思いました。このマンガで少しでも納棺師というものが世に知れたらいいなと思います。描写がもう少し大人びていた方がもっと伝わりやすいかな、と思います。
納棺師という仕事があるのも知っているし、映画も見たけど、どこか遠い存在でした。
お葬式には何度か行ったけど、私が知っている亡骸はすでにキレイにされているから、なんとなくファンタジーの世界の出来事のような。
この漫画で、ものすごく身近で大切な仕事だと知りました。
死んだ人への施術(なんていうのか言葉が出てこないので施術としました)は、正直あってもなくても良いような事。
死んだらその辺に捨ててくれと思ってる人もいると思う。
でも、個人に敬意を持って、残された人たちの思い出を繋ぐ、大切な仕事だと感じました。
大好きな祖父が亡くなって、初めて納棺師の方と出会い…すごく感動した所作の数々。湯灌の時にお話させていただいた時間で、大泣きしていた中でも、ホッとしたのを覚えています。
その納棺師さんのお話ということで、一気に購入して読みました。一話一話にドラマがあって、それに関わる納棺師さんの大変なお仕事の様子が手にとるようにわかりました。読みやすくて、納棺師さんの世界もとても分かりやすいです。そして、生きてることの意味もまた考えさせられる作品です。
納棺師をしています。
このマンガに描かれているような事が日々行われており、内容に誇張や脚色は一切ないですね。
人の死に関わる仕事で、家族のプライベートな部分にも立ち入る仕事なので、本当にドラマか小説、マンガにしたくなるようなエピソードは普通に仕事をしていても満載です。常々、私に文章力や画力があれば小説やマンガにしたいのになー、と思ってました。なので、表現できる作者さんがうらやましいです。
仕事を始めたばかりの新人の頃の気持ちも思い出して、初心を忘れずにこれからも頑張ろうと、励みにもなりました。
作者さんがレビューを読まれることはあるのでしょうか?もし読んでいらっしゃれば「これからもお互いに頑張りましょうね!」とお声がけしたいと思います。
納棺師という仕事は、見送る家族にとっても亡くなられた本人にとっても、とても大事な職業だと思う。病に侵された姿は、皮膚や髪の毛など、闘い、苦しみ抜いて元気な時の姿からは変わり果てた姿となる事がほとんど。その様な姿を見て家族はさらに悲しみ辛くなることだろう。しかし、納棺師の卓越した技術によって綺麗な姿となり、悲しみを和らげてくださる術を持っていると思う。映画の「おくりびと」を彷彿とさせるような作品に、思わず全巻読み切りたくなってしまいました。
私はこの漫画を読むまで納棺師さんというお仕事についてほぼ全く知りませんでした。けどこの漫画を通して、人の命に真摯に誠実に向き合い、残された家族の心の重しをほんの少しでも和らげるすばらしいお仕事なのだと思い感動しました。
「最後のはじめまして」という言葉はとても重たく、そして相手の人生を尊重しているから出てくる言葉だと思います。
納棺師、とても尊敬できる仕事です。私の父が亡くなった際、生前よく着ていた服を汗だくになって父に着せてくれた納棺師さん。亡くなる前と変わらぬ父の姿に涙が止まらなかったのを覚えています。感謝しています。