愛とエロと笑い
舅と嫁の関係は、現代では受け付けない方が多いと思います。
1話と飛ばして4話を読むと、孫六は若かりし頃の初恋の相手加津の亡き母(詳細は3話)を想い、加津はひどい虐めの中を救ってくれた母の信頼する孫六を父のように感じ安心感と思慕の念を…それぞれ想い通ずるところがあったからでは、と読み取れました。だから健之介と夫婦になるのも自然というか、DNA的に惹かれ合っている?
また、この時代は50代60代がキムスメを娶るのはザラの頃です。明るくあんあんやるもんだからちょっとばかし助平に映るのでしょうけど、そこがこの時代と作品の見せどころ?ではないでしょーか。笑
加津はかわいいし孫六は頼もしい。そして笑えるエロと愛がある。
個人的には…八重の色気は縄化粧のたまもので、見せ物にされる描写は苦しいです。が、女性の人権の低い時代です。また、慰み者になる事で生きる場所がある女たちもいてーー。
SM、緊縛、BL、GL、虐待(サツジン)などは史実としてけっこう溢れてますので社会見学&歴史見学みたいな気持ちで読ませてもらってます。
エロって、生命力だなーっ。
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4.0