5.0

2021/05/09 6:38

猫でついた心の傷は猫でしか塞げない

猫を飼ったことのある人ならだいたい通った道なんだけど、それぞれがそれぞれの別れを経験している。

だからこそ、読んでしまう。他人と他人の猫の別れを読んで、自分と猫の別れを思い出して、重ねて泣いて。そしてそれが何故か癒される。

自分だけじゃないって思うと人間はほっとするのかな。

私も猫が死んだ後、別の猫を飼うことに躊躇しました。それでも縁あって我が家に来た猫のおかげで、先代猫を笑顔で思い出すことができるようになりました。

たまに思い出してやっぱり泣いちゃうけど、辛くはなくなってきた。忘れられないのと、覚えてるのは似ているようで少し違う。

どこかで見ていてくれるかな。

素敵な作品をありがとう。

猫飼ったこと無い人には、単なる良くある話なのかもしれないけどね。

by 匿名希望

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5.0

2021/05/08 22:48

短くも美しい作品です

カップルと一匹の愛猫の幸せな日々と別れの物語です。
動物と暮らした人なら似たような経験をきっとしていることと思います。
物言わぬ彼らとの言葉を超えた深い心の交流。そして避けられない別れ・・・。
私も愛犬と別れるたび、私が彼らに与えた以上のものを彼らから与えられたと思わずにはいられませんでした。そして彼らはいつまでも私の心に生き続けていると感じています。
短いストーリーですが、構成も秀逸で、気持ちが浄化される美しい作品です。

by 深澤麗子

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5.0

2021/05/06 20:57

家族の絆の感動作！

なんとなく読み始めましたが、とまらない！一気読みです。他の方も書かれてますが、ほんと全部無料でいいの？と思うほど。テンポもいいし、ストーリーもしっかりしてるし、三者の三様？の視点でそれぞれ描かれていて、モヤっとした感じが残りません。
私は猫を飼ったことがないのだけれど、家族の一員という話はよく聞きますが、まさにこんな感じなんだろうなって思います。大切な人を亡くす辛さ、わたしも思い出して泣けてきました。でも一緒に過ごした時のことをたくさん話すことって、とても素敵なことだと思う。このお話でもその辺りが丁寧に書かれていて、感情移入しちゃいました。
何回も読み返してしまうとてもよい作品です。大切な家族との絆を再認識できると思いますよ！

by やきうめ

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5.0

2021/04/29 23:20

涙がとまりませんでした

短いので一気に読みましたが、ペットを飼っている方はとても共感してしまう作品ではないでしょうか。こんなに涙してしまう作品はなかなかありません。
私も、実家に13歳になる猫がいるので、バンちゃんに姿を重ねてしまいました。
はじめは少し展開の早さを感じましたが、ひなた、ここな、バンちゃんの視線から描かれていて、内容は読みやすかったです。
ここな目線の途中からは、涙しながら読むほどでした。
いつも、黙ってそばにいてくれる猫ちゃん。じっとなにかをみていたり、私たちの行動を観察していたり、気まぐれに膝に座って来たり、なかなか何を思っているのかわかりません。この作品を読んで、少しだけそんな猫ちゃんのことも知ることができたように思えます。
もちろん、想像ですけどネ！

by ピンクのカエル

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5.0

2021/04/18 12:24

読むにつれ涙なしには読めなかった

ペットって言葉は好まないけれど、一度一緒に家族として迎えた事のある人には解る哀しみではないでしょうか？
その哀しみが解るからこそ涙なしには読めなかったです。
バンちゃん目線の話しも泣きながら、でももし一緒にいられた事をうちの子も幸せに想ってくれたなら、こんなに哀しくて幸せなことはないなぁと想いました。
無料で読ませてもらいましたがこれは課金してでも読むやつですね。ありがとうございました。

by 匿名希望

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5.0

2021/03/25 9:52

涙がとまりません🍀

私は犬を亡くしましたが、猫もかけがえのない存在ですよね～✨
幸せ💓も楽しみ🌸も悲しみも、たくさんの感情を運んできてくれますね❗

ここに出てくる猫のバンちゃんも愛されて幸せな一生を終えたのがわかります🍀死んだ後も、こうやって色んな所で見守っててくれてると、私も思っています😢

このお話を見ると、ペットロスも乗り越えられる気がします✨どんな動物でも、飼っている方にはぜひ読んで欲しい😉

by シロ🐾

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5.0

2021/03/16 22:20

泣けました

短編ながら号泣してしまいました。
ウチの猫さんも3ヶ月前に急に亡くなってしまったばかりなので、重なるところがありました。バンちゃんのように、きっと思う事があったかな、最後は苦しくなかったかな…このお話を呼んで思い出してしまいました。
猫は最期を見られずに逝くといいますが、ウチの猫さんは私に看取られて息を引き取りました。もしかしたら、もう動く力も残ってなかったのかもしれないと思うと胸が苦しくなります。
ペットくらいで、と思う人達も多くいると思いますが、ペットロスで苦しむ人達に優しく寄り添う良いお話だと思いました。

by 匿名希望

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4.0

2021/02/15 13:05

せつない

私も子供の時から飼ってた猫を21歳で亡くしました。
亡くなってしばらくは、よく座っていた場所や、眠っていたベッド、そこにいる気がして胸が苦しかったし、鳴き声や首に付けていた鈴の音が聞こえたような気がしていました。
当たり前だったものがなくなって初めてどれだけ大切だったか思い出して、毎日をもっと丁寧に、後悔のないように生きなさいと、あの子が自らの命をもって教えてくれたような気がしました。
そんな気持ちを思い出させてくれたお話でした。

by もももね

1

5.0

2020/10/03 8:05

泣けた…

今隣のソファーで我が家のねこが気持ち良さそうに寝ています…。私にとって当たり前の風景幸せな時間です。命あるものと暮らす限りいつか別れは来るからとはわかっていても切ないですね…後悔ばかりで自分を責めたりしてしまうのかなぁと考えてしまいます。この物語はとても正直に誠実にねこさんと暮らして居たからこそ描けたものだと感じ泣けました。だからこそ心に残ります。

by 匿名希望

1

5.0

2021/06/04 19:35

猫の居ない暮らしなんて・・・

昨年12月に旅立った我が家の雄猫とかぶり、涙なくして読めませんでした。悔やんでも悔やみきれないあれやこれや、そうだうちもそんな事あったと思い当たることばかり。三者それぞれの視線でひとつの出来事を描いており、ストンと最後に落ち着く上手い描きかたです。あんなに小さな生き物だけど、居てくれるだけで構わない存在って凄い、そんな事を再確認させてくれる作品です。

by 匿名希望