4.0
知識はここから
人間ストーリーではありますが、祇園のことについてはここから得ました。河惣先生がいろんな知識をもとに描いておられるので、実際に祇園でお座敷遊びをしたときなんか感度しちゃいました。
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人間ストーリーではありますが、祇園のことについてはここから得ました。河惣先生がいろんな知識をもとに描いておられるので、実際に祇園でお座敷遊びをしたときなんか感度しちゃいました。
懐かしい〜
河惣先生のマンガは少女マンガの粋を超えて、ストーリーが壮大で面白いです。
胡蝶は美しいし強くてみんなが好きになるのがわかります。
この作者さんの作品は
幻想的な部分と現実的な部分が
相まって読んでて
引き込まれます。
凄く勉強されてて
凄く好きです
ヒロインの価値観がすごい…優秀な子供が欲しいから、芸を磨きたいから、複数の優秀な男を求めて罪悪感とか一切なし。これ、今時の少女漫画誌で同じことヒロインがやったら炎上するんじゃないだろうか?話は面白いから読んじゃいますが、こんな漫画もあるんですねー
京の花柳界を華やかに描いていて、着物姿や舞姿がとても艶やかで繊細。
コスプレのような和装のマンガが多い中、余裕の安定感で楽しめます。
祇園の人気芸妓はお父さんと呼ばれる置屋の旦那の事実婚の妻。
彼女は芸の鬼でもある。そのためなら誰が相手でも籠絡する。愛する夫も芸も後継者も全て手に入れたい彼女がとった一連の罠が最後に分かります。
いやぁ~あっぱれです。
河惣ワールドらしく、庇護する者、される者の純粋な美しい愛が描かれる(庇護されているように一見思える方が、実は、力の源だったりする、一方通行ではない関係も)。なおかつ、「見えてしまう」体質のヒロインなので、一般人には「見えない存在」も美しく描かれるので、一粒で二度美味しい。
芸事の世界を艶やかにマンガで味わえるというのが、いいです。一般人には理解しえない世界観。全てが芸術中心で、常識を越えた人間関係。面白いなあー。
厳しく美しい祇園の世界。親譲の天才的な舞妓さんはまた、自分のような優れた才能を持つ子を望み、さらになふさわしい相手を複数選ぶ。最後には誰の子を宿すのか。
和のこころを感じられるお話が好きで読んでみましたが、これはどうしても絵が苦手で、入り込めませんでした。昔のマンガなのでしょうか?