5.0
悪役令嬢を楽しむ
マクスウェル公爵令嬢メリアローズはユリシーズ王太子の婚約者として内定し、王立ロージエ学園の女帝として君臨していた。しかしその正体?は「王子の恋を応援し隊」実働部員「悪役令嬢」なのだ‼︎貧乏男爵令嬢ジュリアと王太子をくっつけるべく、あの手この手でイジメる悪役令嬢となるメリアローズは、取り巻き役のリネット、当て馬のバートラムと王太子の取り巻きウィレムと共に王太子の幸せの為奮闘します!
が、なかなかほんわかふんわりしてて平和ですw
むしろ途中で、ジュリアは王太子に対して気持ちもない上に、王妃どころか王太子妃すらも無理無理物件なのでは?!とバートラムやウィレム(そして読者w)が先に気がつくけど、メリアローズはとにかく命令だからと、とても貴族的に義務的に?なんとか軌道修正しようとして、暴走して、恋を知るため?にウィレムとデートする事になります(ここの語りはほんとワクタクするのでぜひ読んでほしい)
その時ウィレムが悪漢から救ってくれた事で、メリアローズの心が徐々に変わっていきます(そもそも、メリアローズは王太子を1ミリも異性として意識しておらず、完全にライバルw)(ここが悪役令嬢として1番の弱点)
清々しいまでに、与えられたお役目に一心不乱に真面目に取り組んでいる彼女を見て、ウィレムもどんどん惹かれていきます(というか、最初から悪役令嬢と言う嫌われ役をする彼女を唯一心配し続けていた)
貴族の役目として政略結婚させられると恋をはなから諦めていたメリアローズと
伯爵家令息とはいえ、聖剣と讃えられる嫡男の陰で相続に期待のできない三男のウィレム
二人は立場を超えて惹かれあいます
ラブコメだなーと思えるのはメリアローズがウィレムを「メガネ!」ととって付けたように呼ぶところとかメリアローズの逆ハーレムっぽくなってる?ところとかなんだけど、とにかくほんわりしてますw
ただ、未来の相手を公言するに等しいダンスの申し込みがある3巻は怒涛です!
そうきたか!!!となり、確かに拍子抜けしたし、フラグ回収したのねと思うコマもあったりするので、これはメリアローズの計画倒れ?もあるのか?って思ったりします。
4巻(20話)まで読み、お兄さん許さない!!で待ってますwまぁ確かに格下ではあるけど…どうなることやら楽しみです♪
作者様ありがとうございます♡
続き楽しみにしてます
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