4.0
心優しいヒロインでしたが、おおらかな女性というのを前面に出したかったのか適当なところもあり、ちょっとガサツにも思えて残念でした。
ヒーローは最初は頭のかたいイメージでしたが、赤ちゃんに触れ合うにつれヒロインの言葉にも耳を傾けたり赤ちゃんのお世話も頑張ったりと案外素直で好感が持てました。
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心優しいヒロインでしたが、おおらかな女性というのを前面に出したかったのか適当なところもあり、ちょっとガサツにも思えて残念でした。
ヒーローは最初は頭のかたいイメージでしたが、赤ちゃんに触れ合うにつれヒロインの言葉にも耳を傾けたり赤ちゃんのお世話も頑張ったりと案外素直で好感が持てました。
こんなに心優しく温かい女性がいるのでしょうか。読み進めていると、ほっと温かくなるような、そんな作品です。
表紙にビビッときたので購入しました。本編の絵も綺麗で読みやすかったです。ストーリーも嫌いじゃないです、感動したし、考えさせられるお話です。
別れた彼女が出産後直ぐ養子に出してしまった赤ちゃんを引き取るため、養母カーリーに会いにきたアレックス。会社の重役で多忙なアレックスには赤ちゃんとの関わり方が全く分かりません。
一方、兄夫婦が事故で亡くなり養子にもらったばかりの赤ちゃん(ビリー)を兄夫婦の代わりに育てることとなったカーリー。生活は大変だけどビリーがかけがえのない存在になっていました。
ビリーのために、カーリーとアレックスはお互いの足りない部分を補えるようサンフランシスコにあるアレックスの家で同居することとなります。
ですがカーリーにはサンフランシスコに苦い過去が有って…。
思いやりの心を大切にするカーリーが、貧困から死に物狂いで手に入れた地位や名誉より大切なものをアレックスに気づかせてくれるお話です。
赤ちゃんのために結婚してしまうのでロマンスはほとんどありません。また、大きな感動もありませんが、読後は大切なものを得たような気持ちになれます。
後半は赤ちゃんの愛らしさが半減していたのが残念。
そして、出来れば10話ぐらいに纏まっていたら良かったかなと思うので☆2つです。