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みんながいつかは
みんながいつかは死ぬのだけれど、どんな風に逝くのが理想だろうか?母の介護、夫の介護、‥‥キレイ事では済まないけれど、色々と思うところもあり、涙無しでは読めない作品です。
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みんながいつかは死ぬのだけれど、どんな風に逝くのが理想だろうか?母の介護、夫の介護、‥‥キレイ事では済まないけれど、色々と思うところもあり、涙無しでは読めない作品です。
この本を読んで、初めて自分の死について色々と考えました。
私も出来れば、病院や他じゃなく、お家で死にたいかも…。
長年住み慣れた自宅で付き合い慣れた家族に看取られたい。誰もが思うような普通の願いを、叶えられる環境はどれだけの人に与えられているでしょうね。
年齢にかかわらず、人はいつどうなるかわからないので、こういう事を家族に話しておくのは大事だと思いました。切ないけど心に残ります。
私は精神科でリハビリしていました。
それでも人の最期に出会うことは多く、なかなか死には慣れませんでした。精神科の看護師は定年過ぎた年寄りナース(手が震えて注射打てない、あの人抱えれない、私歳だからあなたみたいに若いのがやってよ…等々)や、新人ナースでやる気がないタイプが多く、患者さんのことを真剣に考えるナースは少なかったです。主人公は新人で甘いけれど、患者さんのことを想う気持ち素敵と思います。こういう言い方は変だけど担当患者さんのことを引きずるのは医療者として必要と思います。
漫画ではうまくいったケースが多いので綺麗事ばかりな気もしています。家で看るってきついです。親との確執がある場合、結構根深かったりもします。看護師の一言が心にぽんと届くようなものじゃないと思う。今私の祖母も認知症で母と母の兄の叔父が交代で看ています。こういった温かい支援が入ってもらえたら安心なのになと期待もしています。
家で看取る、ということはとても大変であり、正直なところ、面倒なことだと思っていました。病院で診てもらっていた方が何かと安心だと思っていました。でもこのマンガを読んでいると、それだけじゃない家族のキズナ、というものを感じられました。ガン患者の家族について、本当に何処を頼ったらいいか、という情報も載っていて覚えておこうと思いました。
病棟勤務していますが
訪問で頑張っていたけれど、グズグズになってしまった家族がよく駆け込んできます。
ムリしないで下さい。ただし、いつでも力になりますと伝えたい気持ちがこの作品の中にあった気がしました。
色々な応用問題が出るので実際、新人にはきついかと思います。
勉強になった所も有りました!お金は大事だよね!中々聞ける事では無いですしね。もうちょっとヒロインさん頑張って下さい!ちょっとポンコツ過ぎる(>_<)
無料分だけですが読んでみました。
誰もが迎える最期の時。訪問看護士さんのお話しです。家で亡くなりたいけど色々な現実があって考えさせられます。
私も看とり、興味あります。どんな風に人は最後を迎えるのか、向かっていくのか、すごく気になります。いい漫画です。