5.0
久々にハマったファンタジーものです。
主人公ティルダは始め本当にかわいそうで仕方なかった。
それもこれも王のせいなのですが、2人の関係に変化が生まれ、ティルダの気持ちにも愛が見えてきて、でも王を許せない気持ちとの葛藤もあり、読んでいて胸が苦しくなりました。
王もそんなティルダに強く出れないところがだんだんかわいそうな気にもなるのですが、元はと言えば王のせいなので自業自得。
2人ともとても賢く、政略などもしっかりしていてそのあたりも読んでいて楽しめます。
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