みんなのレビューと感想「まんがグリム童話 監禁皇女アナスタシア～一家惨殺の果てに～」（ネタバレ非表示）

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アナスタシアを読みました。最後は作者さんのご想像だと思いますが、本当にそうなっていたらいいなぁと思います。
歴史上の人物は、特に時代を変えた人達は英雄のように語り継がれることが多いですが、実際には数え切れないほどの犠牲の上になりたっている栄誉なのですよね。
それぞれの正義があるので、いかなる理由があってもそれを踏みにじられた方は行き場のない苦しさを抱えることになる。
この四姉妹と弟王子は素晴らしい家族愛を持った美しい子供達だと思います。ただ王家に生まれてきただけでこういう最期を迎えるのは本当に気の毒でした。

アナスタシア

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の話のラストは、ほんとにあんな最後だったようです。衣類に縫い付けた宝石のせいで一思いに死○ず、皇帝と皇后は一回で亡くなったそうですが、残りの子どもたちは刺されたり殴られたり頭を打ち抜かれたりして、やっと事切れ、遺体もバラバラにされたそうです。痛くて苦しかっただろうなと思うと可哀想でしかたありませんでした。なんというか、この方がた以外でも同じくらい悲しい目にあっている国民はいたと思いますが、兎に角悲しいかわいそうな一族の終わりでやりきれない話でした。この漫画のように、一人でも助かってほしかった。漫画の中だけでも幸せであったならそれもよしかもしれません。

正史である悲しきお話

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漫画では兵士による暴行シーンもありますが、実際卑猥な歌を大声で歌われたり勝手に部屋に入られて盗まれたりしたようで…汗
ラスプーチンを手を切らなかっただけでここまでされるとは…と正史は本当悲しい話。正史は救いはないんですかって言うような話ですがこの漫画ではラストだけ少しだけ救いはあるお話なので漫画くらいは許してあげて良いんじゃないですかね？

勉強になりました

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アッドゥールが受けたハレムの教育に驚きました。
信仰というのは恐ろしい。
でも、産まれたときからその世界しか知らなければ疑問はもたないのかも。
賢く強い彼女が女王になり、初恋のアイバクと結婚したという歴史は希望があります。
悪女扱いしてる研究もあるようですが、私はヒロインに値する人物だったと思います。

絵が綺麗で読みやすいです。
1話目の話の内容は一切救いが無くて残酷。
酷い目にあってますが描写がソフトなのでそこまでエロさやグロさは無いです。
実在のお話だから仕方ないのでしょうが、アナスタシアがひっそりとでも穏やかにその後暮らせたならそれが唯一の救いでしょうか。

今でも

スイスなどの銀行には、ロマノフ王朝の財宝が残っていると言われている。何人もが自分がアナスタシアだと言ってきたが、最後にアメリカに残った女性が一番近いけど亡くなったとか。技術も進んで遺体も見つかったから、やっぱり探してあげて欲しい

王女様が幸せとは限らない。

何事もタイミングだよね。家族仲良く暮らしてたのに革命なんて起きるなんて。
贅沢に幸せに生きられる運命が、ここまで、されるなんて酷過ぎます。

絵が綺麗で当時の様子がわかりやすく漫画になっています。本当にこんなことがあったのかなと思うくらいですが、世界史をしるきっかけにはなるかなと思います

このマンガで、世界の歴史がすんなりと頭に入ります。歴史は浪漫、人々の歩みの記録です。美しい絵で絵ががれていて、浪漫をますます彷彿させます

ひとつひとつのストーリーの面白さはもちろんのこと、丁寧で綺麗な絵は、読んでいて気持ちがいいし、物語に入り込めます。