【ネタバレあり】僕らはなんども恋をするのレビューと感想

泣けます！

SFチックなタイムトラベルものです。
だらし無くて何処か軽薄そうな受けが、危険を承知で何度も過去に戻り愛する人を救いたいと奮闘します。
攻めは一途で素直で純粋な大型ワンコ。その彼の持ち帰ったアイテムがキーポイントとなり、すぐに訪れた彼の死がきっかけとなります。
そして失敗を重ね、チャンスは残り一回。そこで受けはある選択肢を選び実行するんですが、これが切なくて切なくて。

もうとにかく、人物は勿論のこと、背景がすごく綺麗です。
いつもはエロエロなお話が多い作者さんですが、本当に振り幅が広くストーリー重視の本作。
何度も失敗していくうちに気持ちも深く大きくなっていった感じ。
きっと最後の選択は、以前の彼なら選ばなかったんじゃ無いかなと思いました。
未来が変わる事は、彼が変わる事が必然的な絶対条件だったのかなと、ちょっと思ってしまいました。

発売から随分待ってやっと読めたけど、期待以上に面白かったです！

ハラハラして読んだ

愛する人、萬を死なせまいと過去を何度もやり直そうとする主人公。何度も過去をやり直すことを萬に打ち明けたときの萬の気持ちが凄く切なく、そして東京タワーでの別れ…そのときの萬の気持ちを考えると、打ち明けた後は、その運命を受け入れて二人でどう過ごすか！ってのを見てみたかったな。

泣けました

タイムリープのお話。
目の前で事故死した恋人になる予定だった人を救う為、何度もジャンプする。
会いたい、未来を変えたいという希望を持ってのジャンプはまだ良かった。でも最後のジャンプは運命を変えるため、2度と関わらないための切ないジャンプ。。
本当に泣けました。。

涙、涙…

自由人のバンと、セフレのいっちゃん。
相性はいいのに恋人ではない二人が、いよいよ恋人になろうかという時になって、バンに悲劇が。
悲劇を回避しようとするいっちゃんの思いと行動が胸に迫る。
凄く泣いちゃった💧

作者買いです

作者さんの別タイトルを読んで、表紙の綺麗さにひかれて買いましたが、
恋愛って言うより、タイムスリープする描写が強くて、結局不完全燃焼な気分になりましたが、愛の重さをタイムスリープで表現したのだろうと思うので…
二回読みたいとは思わないかも…

号泣。

好きになった人に、あなたが大切だと伝え損ねた事で、その後にこんなに後悔する事があるだろうか。私には東京タワーから飛び降りる勇気も、大切な人に存在をわかってもらえない辛さもありません。ホントにすごい。

タイムリープもので駆け足だった感じ
心理描写的にあまり惹き込まれるという
感じがなく
お互いの甘い気持ちの繋がり部分が
少なかったせいか気持ちが入り込めず
置いてきぼり感が否めなかったです

星名あんじさんの作品が好きで読んでいますこちらはいつものはじけるような明るさはなくとても切ないお話でした。
でもちゃんとハッピーエンドです。

絵柄きれいで読みやすいです。
あんなにダメダメだった主人公が、
愛する人を救うため、回を重ねて変わってきます。
最後の決断が、切ない。

苦しいくらいの展開に、もういいよ！と投げ出したくなるけど、その先の未来を主人公と一緒に信じて読み進む。
その先にある安堵と幸福をぜひ！