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表紙の絵を見て、はじめはキレイでクールな男性と、不器用な女性の話かと思いましたが…
男前な女性なんですね!
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表紙の絵を見て、はじめはキレイでクールな男性と、不器用な女性の話かと思いましたが…
男前な女性なんですね!
この方の作品は全部好き。BL作家さんですがこれはBLではありません。コマ割りとか言葉の選び方が絶妙で読んでいて楽しい。両親を突然なくした子供に対しての接し方がまたよい。
世界観?みたいなのは嫌いぢゃないけど、所々何が言いたいのかわかりずらい。表現というか言い方?が独特すぎるかな。
突然両親をなした女の子をひきとり、2人で暮らし始めたお話です。
何気ない日常だけど、なんかこころが温まります。毎日無料分づつ読ませていただいてます!
身近な人が突然死ぬ。突然日常からいなくなる。お葬式で涙が出てこない朝の気持ち、とてもよくわかります。時間が経つにつれて日常のふとしたことでそれを実感する。まきおの気遣いや考え方は朝をとても助けています。卒業式に行ったとき、周りの気遣いや好奇心、無遠慮にさらされたときの朝を読むのはとてもつらかったです。
朝にとってまきおに引き取られたことはとても幸運だったと思います。
両親が亡くなり行き場のない葬式中
嫌っていた姉の子を引き取ることに
勢いだけで人見知りのおばさんの言葉は
複雑なようでごくストレートで心に響きます。
初めてこの作家さんのお話を読みました。
とても印象的なことば、台詞、作品の温度感、スピード、どれも独特で、引き込まれます。
2人の関係がどう縮まっていくか。気になって読み進めてしまいました。まきおさんのカッコよさと、朝に対する距離感、素敵です
血が繋がってるからこそ、こじれると厄介でどんどん気が重たくなっていく面もある家族という存在。
特に姉妹は厄介な面もあるよな、と思いました。
その姉の葬儀で、姉に対する負の気持ち、その子である貴女に対して愛はない、というようことを堂々と語るマキオ。
でも、15才の子どもが受け取るべきものはもっと違うものだとも言い切るマキオ。
かっこいいです。
私なら無理。憎い姉の子になんか関わりたくない。
二人が第一話の家族の形になるまで、どんな過程を経たのかすごく気になります。
ヤマシタトモコはBLを少々読んだことがあるだけで、しかもあまり好みではなかったため苦手意識がありました。
けどこのお話は結構好きです。
イケメン、と言いたくなる主人公の叔母。
いきなりほぼ面識のなかった中学生女子を引き取って男前です。
食事のシーンがいいですね。
お腹すいてくる。
異国日記、確かに異国。一人一人のココロのなか、性格に関わることは異国に旅行すると同じくらい、自分とちがうんだとおもう