5.0
思い出しました
くらもちさんの作品を読んだのって何年ぶりだろう… ?
やられましたーーー!
私は俯瞰で見ることが出来ず、気付けば
ずっと花乃の目線で読んでいたんです。
だから、陽大は雛が好きなのだとずっと思ってました。
もちろん!陽大のもろもろの行動に、もしかして花乃なの⁉︎とも思うのですが、
これは自分の願望なのだと言い聞かせ、
ラストは2人が結ばれて欲しいけれど、花乃の片思いで終わったらどーしよー!!!と気になり過ぎて、間すっ飛ばしてラスト見ちゃおうかと何度思ったことか←抑えました!
ラストシーンを見たとき、
やられたーーーーーと思いました。
くらもち作品て、こうだよねと
思い出しました。
もし、私が花乃の目線ばかりではなく、陽大の目線で見ることが出来ていたら、
くらもち作品的には、陽大の目線の先には花乃がいると素直に読み取れたと思います。
くやしーーーー(笑)
しかしながら、くらもち先生本当に毎回素晴らしいですね。
今回のラストも秀逸でした。
何回も読み直しました。
陽大の花乃に対する思い、自分も好きなのにその思いに気付けなくている花乃。
なんだか、東京のカサノバを思い出しました。
東京のカサノバで、ちーちゃんとター子がお互いの気持ちを確認したときくらい、
今回の陽大と花乃には泣けました。
本当は、この作品でも、東京のカサノバくらい明確にお互いの思いが描かれていると良かったなぁとも思ったのですが、
やはり、この作風には、陽大には、花乃には、今回の描かれ方でいいのだと思いました。
この作品、10年も連載されていたんですね。
私はこのサイトで一気読みでしたが、
リアルタイムで見てきた人たちにとって、ラストは感無量だったことでしょうね。
今度は目線を変えて、また始めから読んでみたいと思います。
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