4.0
オクリビト
様々な方々の此の世の最後、新しい世界への旅立ちを美しく。オクリビトには見た目の美しさもさることながら亡くなったかたのココロまで見えないといけないんだなあ、と思いました
- 0
様々な方々の此の世の最後、新しい世界への旅立ちを美しく。オクリビトには見た目の美しさもさることながら亡くなったかたのココロまで見えないといけないんだなあ、と思いました
死という非日常的な世界を題材にして、そこで繰り返される人間模様に引き込まれる作品でした。
エンバーマーの父を持ちその背中を追いかける中でも様々な葛藤と闘う主人公、愛する人の温もりを求める姿に感動しました。
祖母がエンバーミングをしました。
110歳という高齢でしたが、80歳位に見えました。
なので事故や病死の方には、特に若くして亡くなられた方達には良いだろうと思っていたので凄く良い漫画だと思います。
作品自体も凄く良いです。
エンバーマー、死化粧師。なかなか、スポットが当たりにくい職業だけど、とても家族にとってはありがたい職業だと思う。
ちょこっとだけ、購入して読みました。絵は見づらくて、好きになれないのですが、死化粧師という仕事を題材にするのは、めずらしく面白いと思います。ストーリーもちょっと読みづらさかよなぜかあったのですが、また機会があるときに、とばしたところを購入してみたいと思います。
日本に住んでいると滅多にふれることわないですが事故などで損傷が激しい方を元の姿に戻し家族の方々と綺麗な姿でお別れをさせてあげられる仕事、とても真似できる仕事でわないですがその人の人生を綺麗に閉じる素晴らしいなーとおもいました。絵も少し外国風な書き方で好きでした。
自分の大切な人、家族が亡くなる時、私はどい思うだろうか、どうしたいか考えさせられる作品です。
海での仕事をしている人とか、水死したら本当に死体は見れないような状態になることもあるし、工事現場で働くような人でも重機にヤられて損傷が激しい事もある。
そんな状態で最期のお別れをするのは悲しい。末期のターミナル医療で働く身としてはそう感じます。
私の職場は高齢者ばかりですが、最期の時は安らかにきれいにして、家族の人とのお別れの時間を過ごして貰いたい。そういう時に、葬儀屋さんに死化粧をしてくれる人がいればと思います。
絵の魅せる美しさ、そして、職業の尊さと美しさ。
死化粧師、本で読んだことがありますが、ただ美しく装飾する仕事ではない、故人を偲び、敬い、尊重するためにある仕事だと思います。
彼の一見チャラさと、信念のある仕事ぶり、ヒロインの人間らしい現実的な可愛らしさ、だからこそ、ストーリーとしてまとまると思いました。
昔よく読んでいた作者さんなので、懐かしく思いました。今見ても綺麗な絵とストーリーです。
エンバーミングという言葉を最近知りました。大手の葬儀会社だと最近、取り入れてるので少しずつ認知はされてるんでしょうが、漫画の題材にするという着眼点に驚きました。ストーリー的にどうしても死が付きまとうお話ばかりですが、ところどころ泣けるし、残された人たちの思いもしっかり書いてあって考えさせるお話です。
お父さんと子供の話し、感動しました。
最後にいいお別れが出来て良かった。
バレリーナの話しも良かったです。
綺麗な姿になって、旅立たせてもらえて。
すごい仕事ですね。
現実的ではないけど、素晴らしいですね。