真面目に描かれていて好感が持てます
絵もきちんとしているし、話にも引き込まれるので、しっかりとアシスタントさんから力をつけてきた作家さんなんだろうな、と感じました。
よくある虐待系の作品は絵がかなり残念なものが多いのですが、これはとても読みやすいです。
最後も問題提起して考えさせられるし、この作家さんでこういう作品をシリーズで他にも出してもらったらけっこう良いかも。
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絵もきちんとしているし、話にも引き込まれるので、しっかりとアシスタントさんから力をつけてきた作家さんなんだろうな、と感じました。
よくある虐待系の作品は絵がかなり残念なものが多いのですが、これはとても読みやすいです。
最後も問題提起して考えさせられるし、この作家さんでこういう作品をシリーズで他にも出してもらったらけっこう良いかも。
本当の実録作品の虐待の具体的さにはやはり勝てないけれど、その分今作品の方がいくらか気楽に読めました。タイトルが“きえゆく声”だったので、途中『あぁこれは死んでしまうかも』と読むのをやめようかと思いましたが、間一髪助かって良かった。あと母親は、自分も虐待を受けて育ったから子供の愛し方がわからないと言ってましたが、そこまで自己分析できてるのに、妊娠から出産まで突き進むバカ。この母親のように、何にでもすぐ依存すると危ないですね。今作品の女児より、うちの犬の方が何倍も幸せな生活してるわ。
虐待は論外…だけど、虐待する親にもきちんとした原因がある。そこをきちんと周囲が見抜かないといつまで経っても虐待児は救えない。そんなマンガです
これに近いことが現実にきっとどこかで起きているのかもしれないと思うと胸が痛くなる。他者から隔たれた環境で行われるものだから気づ来にくいことが悲しい
4.0