4.0
よいお話でした
はじめのうち、なかなか読み進めることができませんでした。少しずつ読み進めていくうちに展開が見えてきて、読み進めることが難しかった理由にたどり着きました。
自分のことを投影していたのだと。
自分のこれまでの恋愛経験や父親との関係、まるで自分のことかのように美由紀を見るようになりました。
苦しい場面もありましたが、読んでよかった。
自分を取り巻く環境を見つめ直す機会をいただきました。ありがとうございました。
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はじめのうち、なかなか読み進めることができませんでした。少しずつ読み進めていくうちに展開が見えてきて、読み進めることが難しかった理由にたどり着きました。
自分のことを投影していたのだと。
自分のこれまでの恋愛経験や父親との関係、まるで自分のことかのように美由紀を見るようになりました。
苦しい場面もありましたが、読んでよかった。
自分を取り巻く環境を見つめ直す機会をいただきました。ありがとうございました。
30歳を前にして結婚という漠然としたイメージに憧れ、同棲していた売れない役者の護と別れてお見合いを始める美由紀。生い立ちのせいで愛を信じられずそれでも愛を求めている美由紀の前に、相談役のような人が現れて…ひょっとしてこの人と結ばれるのか?とドキドキしながら読みました。
おばさん二人の話に残したもう一つの嘘が、何だったのかよく分からなかったのだけど、読み返して、あ、この事かとやっと気付いた。
ハッピーエンドで終わって良かった〜。
お母さんが離婚しなければ良かったのにな。
そしたら物語にならないか…。
愛情物語でした。斜に構えたひねくれた拗らせ女の婚活話ではなく、これと言ったドラマチックがあるわけでなく、火曜サスペンスに近い、ドラマ。じんわり素直なドラマのお話。主人公のめんどくさい性格に共感できないと思いきや、色々な登場人物に感情移入して最終的にはちょっと感動したのでした。
大好きな作家さんの作品!!
絵も物語の進め方も丁寧に描かれていて、繊細な内面の心の表現がお上手だと思います
結婚する事がゴールではないのですが、、わ
それは結婚したから言える結論であって、結婚願望を叶えるには一度は結婚した方がいいかも
西桐子先生の作品が大好きです。
独特の空気感やキャラクターたちにいつも惹き込まれてしまいます!
カツカレーの日はまだ読み始めたばかりなのでとても楽しみです(^^)
彼氏と同棲してるけど、彼氏は、売れない劇団員
だから彼との結婚も付き合いも拒否してしまった彼女の前にある人物が現れる。
その人物が主人公との重要な関係を持っている人だったなんて最後よむまでわからなかった。
西さんの作品はいつもサクサクと進みます。何かの出来事や心情をしっかり書いたりとかはないですが、だからこそ後味スッキリ読みやすいです。今まで読んできた中で一番読みやすく、最後にストンと心に落ちました。
いつまでも煮え切らない同棲なんて続けてられない、という主人公の気持ちに感情移入し、読み始めました。人物描写や背景、こまかいセリフなど、全体的にほっこりさせられる感じが気に入っています。
この作者さんの作品が好きで複数読ませてもらっています。ただ、他の方のレビューでもありましたが、主人公は同じタイプの女性ばかりです。
それでも面白いのには違いはありませんけどね。
スタートからパンチの効いた設定で、女の子も思い立ったら動くタイプなんだろうけどびっくりしました。この後この子が求めていた婚活を成功させるのか元カレと戻るのか楽しみです。