Mayayaさんの投稿一覧

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作品レビュー
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31 - 40件目/全622件

  1. 評価:5.000 5.0

    完読したどー!

     毎日毎日1話ずつ、こつこつ読み進めること264日(−3日)、1年の4分の3の日数を費やして、遂に完読することができました。無料じゃなかったら、決して読もうとは思わなかったであろうこの作品、とんでもない駄作かと思いきや、読めば読むほど気になって、それなりに満足感のある仕上がりです。
     もちろん、ツッコミどころは満載です。高麗とか百済とか新羅とか歴史の勉強かーいとか、腐ナムシはいい年した大人なのに、白靴下かーいとか、第3王子ファンソンの嫁さんはどうなったんだーいとか、どうでもいいことから、結局「ユルダ」は何者だったんだーいという根本的なことまで、たっくさんツッコみたい。プリオンナイトに至っては、ロボットアニメかって?ただ、それらにいちいち応えていたら、多分264話では終わらないだろうから、このざっくり惚けた感じがよいのでしょう。
     ざっくりしつつも、設定と構成は、それなりにしっかり練られていて、行き当たりばったりに作られた作品ではないと思う。スヒが非業の死を遂げて、サンヒに転生したことも、第1王子ヒョンソクに魔力がなかったことも、すべて意味のある設定で、ラストに繋がっていました。改めて読み返してみると、意外と伏線が張られていたことに気付くはずです。
    「聖女の力」は、水戸黄門でいう印籠みたいなもの(←分かる人には、分かる!)、そんなもんで全て解決しちまったんかーいというオチだけれど、「ユルダ」以外はみ〜んな幸せになれる結末です。あまりにも陳腐な予定調和…と片付けないで、ぜひ264話を根気よくお楽しみになることをお勧めします。全話無料のうちが、チャンスでっせー♡

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  2. 評価:5.000 5.0

    幼馴染もの史上、最高の「ありがとう」

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     玉石混交数多ある「幼馴染もの」の中で、この作品ほどピュアで、初々しくて、爽やかで、甘酸っぱいものは、他にないかもしれません。幼すぎもせず、くだらない駆け引きもなく、もちろんヒーローはクズではなく、高校1年生がお互いを大事にした結果、こんな等身大の、でも奇跡のような恋物語が生まれましたって感じかな?
     大抵の幼馴染ものには、ヒーローまたはヒロインを邪魔する元カノ、元カレ、ライバル横槍女etcが登場して、かなりイライラさせられることが多いのですが、この作品は違います。最大の障害と思われた星壱の元カノでさえ、とっても良い子で、きちんと救済の道が用意されているあたり、さすがの手島ちあ先生。主要メンバーの誰もが不幸にならない…幸せの予定調和っていうのかな?でも、それぞれの心情が丁寧に描かれ、みんな迷い、悩んだ上でのハッピーエンドだから、都合よ過ぎ感は少なく、納得のストーリー展開です。
     ラストシーン近くで、星壱がこゆりに言います。「俺のそばに 生まれてきてくれて ありがとう」くぅ〜っ、これ自分的に、幼馴染もの史上最高到達点の「ありがとう」。あまずっぱすぎる青春ピュアラブを追体験したい方には、絶対お薦めの星5です。

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  3. 評価:4.000 4.0

    古代中国風Mr.&Mrs.スミスかーい!

     夫婦がお互いの素性を隠して…という設定は、「Mr.&Mrs.スミス」等、スリリングなネタとして優良物件。けれども、そこに子どもまで二手に分かれて!となると、もはややりたい放題…連れ子同士じゃあるまいし、二人とも実の子でしょ?今や、漫画史上最恐の拗れ婚、面白くないわけがありません。二重三重に拗れて、手塚治虫風?赤塚不二夫風?の昔の漫画のわちゃわちゃ感もあって、ほぼほぼコメディー路線、重くならずに読むことができます。
     ただ、その面白さに水を差しているのが、浮生大陸を取り巻く勢力図の複雑さと、それぞれの地位?名前?で使われている漢字の多さ!凡壬が実は中州の聖皇で、その妻の白香が、本名は白夢で北境の白髪の魔尊で、息子の悟生が聖域の聖子で、その妹の奏が天門の聖女って、いったいどーやって覚えればよいのぢゃ?!おまけに、周辺人物たちも二つ名?三つ名?をもっているもんだから、相関図をまとめるために、受験勉強以来、久しぶりに頭を使っております(涙)
     老婆心ながら、この手のお話、長引くとぐだぐだになりがちなので、程よいところでスッキリと完結してほしいかな…これ以上、記号みたいな漢字言葉を、脳内に留めておくのも大変だし💦もちろんラストは、魔尊と聖皇による浮生大陸統一?!幸せ家族でお願いします。

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  4. 評価:2.000 2.0

    意味不もここまでくれば、逆に尊敬…

    「読むこと」にはそれなりに自信があったつもりですが、このお話については、そうも言ってはいられなそうです。
    意味不①…初めはまともだったクレアが、最恐の悪女になった理由…いろいろ書かれてはいるけれど、どれもピンとこない。それだけ、作者さんの描写力が微妙?
    意味不②…クレア父ヒューバート様、「愛する妻」がいたのに、性悪クレア母のメイドに手を出したわけ?「愛する妻」設定は、必要なかったな。
    意味不③…ヒロインクレアがヒーローアドリアンに命を奪われることによって、アドリアンも死ぬって、どゆこと?意味深過ぎて、分からない…。
    意味不④…そもそも、額に烙印を押すって、どゆこと?タイトルを飾るワードにも関わらず、説明不十分でしょ。見ようによっては、倒錯的な世界を描こうとしているのかな、と解釈することもできますが、もしそうなら、画と世界観が合っていない。画…結構、線が雑だよね?
     他、言葉に言い表せない意味不が混在していて、初回配信分だけだと、まあ、筋書きのないドラマ的な…?正直、無料じゃなければ、読まない作品の可能性、あるかもです。

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  5. 評価:4.000 4.0

    まるで、フランスみたいだな…

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    「母でも恋していいですか」って問うところが、まず違和感。「母」は役割の一つであって、恋をしちゃいけないとか、子育てを完璧にしなくちゃいけないとか、意味不明な理想像で括るべきものではないと思う。大事なのは、一人の人間としてどう生きるかじゃないかな?
     その意味で、理沙子が選んだ道も、また一つの生き方。裕太が成長するまで、吾妻さんと歩んだ人生は、親しいお隣さん以上事実婚未満…一見不安定なように見えて、二人の仕事や裕太に及ぼす影響を考えれば、多分この形が現実的。全ての問題を先送りにして、「くっつきました!幸せです!」てな脳内お花畑案件に落とし込んでいないところが共感できます。
     二人が法的に結ばれたのは、ずっと後で、理沙子がアラフィフの頃。もう少し早くても、よかったような気もしますが、多分、私の価値観が古いのでしょう…。個人としての生き方をより尊重した、まるでフランスみたいな恋、もちろん「母でも恋していい」と思います。

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  6. 評価:4.000 4.0

    モノクロ版が完結しているので…

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     モノクロ版が完結しているので、誰憚ることなく、堂々とネタバレ及びツッコミをしたいと思います。
     大方の読者の皆様がお気付きのように、ヒロイン翠珠が想いを寄せる武官海志縁サマこそ、皇帝董文浩その人です、ちゃんちゃん!まあ、よく見ると、伏線はあちらこちらに張られているし、物語中盤で身元バレするので、それほどネタバレでもないのですが…。
     それよりツッコミたい!というか不思議なのは、なぜ転生者である翠珠が、海志縁=董文浩であることを、知らなかったのかということ…。だって、前世で「百花真愛」をやり込んでいたんでしょ?中でも崔国ルートは、お気に入りだったんでしょ?じゃあ、亡国の元皇帝が、海志縁だという情報は、絶対に開示されているはず。そんな重要な情報を伏せられたままで、乙女ゲームは攻略できないよね〜。
     フルカラー版は、モノクロ版より登場人物がやや幼く感じますが、アニメ化するとこんな感じかなーと、想像を膨らませながら読んでいます。少なくとも、志縁さまバージョンの赤っぽい髪色は、フルカラーならではの楽しみ♡
     翠珠の前世の記憶と知識を駆使して、死亡フラグを全てへし折り、無事ハピエンを迎える二人、めでたしめでたし…。けれども、何とこのお話には、続編が…続きは、ぜひ「弍」をどうぞ?!

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  7. 評価:4.000 4.0

    ヒロイン、ドアマット状態ですが…

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     間違いとか替え玉とか、SNSが発達した現代なら実現が難しいであろう設定…あ、違った、現代は「なりすまし」や「フェイク」や「生成AI」があるから、十分あり得るか…。シェリルの悪い噂だけが伝わっていたことによる「一年後離縁」、情報戦を制した者が優位に立つという構図は、古今東西変わりがないようです。
     でも、この手のお話でいつも思うのが、結婚を嫌がった悪役令嬢の代わりに輿入れしたヒロイン、実はヒーローが超絶イケメンだった〜というパターンの、なんと多いことか…そして、元々私と結ばれるはずだったヒーローを返せ〜とねじ込んでくる悪役令嬢の、なんと往生際の悪いことか…結婚相手だよ?事前にもっと詳しく調べないのかね?悪役たち、アウトプットは上手くても、インプットは下手のようです。
     ヒロインのシェリル、ヒーローのグレイグとも、表情が堅めに見える画なのですが、読み進めるうちにだんだんと慣れて、これはこれでアリかなと思えてきます。どのくらい堅いかって?ラストに登場する家族写真が、無表情な程度には堅いですよ〜。
     前半は夫であるグレイグに、後半は妹に酷い目にあわされるシェリル…ハッピーエンドが待っているとはいえ、読む側としては結構辛いです。面白いことは間違いないので、ヒロインがドアマット状態でも耐えられる方に、おすすめの作品です。

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  8. 評価:5.000 5.0

    人を好きになるって、こんな感じだったよね

     最近の学園ものって、そんな学校、日本にあるかーいとツッコミを入れたくなるような荒唐無稽設定か、遊びのカンケイを生業とする初期設定クズDKものか、そのどっちかしかないんかーいと、常々思っておりました。「君に届け」の感動、いま何処…。
     でも、ありましたよ〜、見つけましたよ〜、河原センセ、描いてくれましたよ〜。混じりっ気のない純正品のピュアラブ、ここに降臨です!
     両片想いなのに、なかなか一歩を踏み出せない二人…見ていると、確かにじれったくてたまりません。でも、不思議とイライラはしない。なぜなら、朔英も光輝も、とても気持ちのよい子たちだから、あの子たちのペースに任せて、待ってあげたいなぁという気にさせられてしまうからです、読者も。
     主に朔英目線でストーリーが進むので、光輝の一つ一つの言葉、一つ一つの表情を、読者は朔英と一緒になって深読みし、一喜一憂してしまうので、ドキドキ感が半端ありません。河原先生、恐るべし!です。
     昭和っぽい?現代の高校生らしくない?そんなの関係ねぇ💢で、本当に人を好きになるって、日常の何気ない「どきっ」や「キュッ」の積み重ねだったよなぁ…そんなことを思い出させてくれる「たまほし」、星5じゃ足りないんですけれど…。

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  9. 評価:4.000 4.0

    虫のいい話かもしれませんが…

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     無理に最終回を迎えなくてもよいかな〜という漫画は、「サザエさん」を筆頭に「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」「ちびまる子ちゃん」あたり?反対に、自分の目の黒いうちに完結してくれ〜という漫画は、「ガラスの仮面」を筆頭に、「ファイブスター物語」「名探偵コナン」「ワンピース」etc…そしてこの「公爵令嬢の嗜み」も、そのうちの一つです。
     聞くところによると、作画先生の体調不良で、続話が止まっているとのこと。一日も早く回復されることを、お祈り申し上げます。
     ただ、あまり長く放置され過ぎて、この作品が、未完のまま忘れ去られてしまうとすれば、それは大変残念なこと。虫のいい話かもしれませんが、続話の目処が立たないのならば、思い切って作画を、他の方に引き継ぐことを考えてみても、よい時期にきているのではないでしょうか。
     幸い原作は、完結を迎えているように思います。「かくりよ」や「薬屋」は、同じ原作を、複数で作画、出版されています。カラー化も悪くありませんが、ここはぜひコミカライズ作品の完結を第一に考えて、出版サイドの皆々様に、ご高配いただきたくお願い申し上げます。

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  10. 評価:5.000 5.0

    真実の愛<運命の愛?!

     自国の王太子エドワードに「真実の愛を見つけた」と言われて婚約破棄されたマリアベル、今度は、隣国の皇太子レナートに「真実の愛よりも運命の愛」と口説かれて、再び婚約しましたとさ、めでたしめでたし…となるはずだったけれども、そうは問屋が卸さなかったぁーっ!というお話です。
     既に「真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです!」の部分は、無事着地を見たので、そのまま完結しても全く違和感はなかったのですが、そこは人気作、続きが続いちゃっているのですね〜。まあ、フラグが立っていたと言われれば、それまでですが…。
     それにしても、皇太子レナート自身が選んだ婚約者に、難癖をつける公爵令嬢もどうか思うけれど、マリアベルの実力を認めさせる良い機会と思えば、このイラつく展開も頷けます。「真実の愛」の何たるかが分からず、人形のようだったマリアベルが、レナートの人となりを知り、信頼を深めることによって、「真実の愛」を意識していく様子は、なかなかのものです。
     さて、皇太子妃の地位をかけたこの試練、「運命の愛」に導かれたマリアベルは、見事婚約者として面目躍如となるか…って、ヒロインですからね、ハッピーエンド以外は認めませんのことよ〜。

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