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1 - 10件目/全596件

  1. 評価:5.000 5.0

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    フルカラーで山崎の男前度up⤴️

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     ついにこの作品も、フルカラーになりましたかー。正直、悪くないです。白黒版では、単なる黒髪表現の山崎でしたが、フルカラー版では、ブルーブラックの髪色にいい感じでホワイトを差して、しなやかさを表現している…好みに個人差はあると思いますが、フルカラー版の山崎、白黒版より男前度が⤴️上がっている感じで、これからとても楽しみです。
     ストーリーのほうは、タイトルどおり山崎が、365日前から日菜乃に対して結婚宣言、じわじわと外堀を埋めて?ついにはゴールイン!という王道の筋書きです。王道だけあって、愛菜という元カノ社長令嬢も登場し、二人の間を引っ掻き回しますが、仕事以外では基本的に相手にしない山崎の誠実な様子が清々しい…愛菜の往生際が悪くて、イラッとはしますが、何とか耐えられます。そして、日菜乃に男として意識してもらうために、欲望に流されず?誠意をもって、彼女と向き合おうとする山崎陸が、完璧にイイ漢なのです。
     さて、前述のとおり、白黒版では既に結婚している日菜乃と陸。そこで完結と思いきや、現在、その後の二人の日常を描く新章に突入しています。あれれぇ〜?じゃあ、タイトルを「365日後の花嫁〜男友達から強引に求婚されて結婚しました」に替えなくても、よいのかなぁ?

    • 4
  2. 評価:5.000 5.0

    NEW
    ツンデレクロエとスパダリクロード

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     タイトルからしてネタバレ、はい、そのとおりです、ヒロインブレア(本来はモブ)が仕えたお嬢様クロエが、異能に目覚めた後、クロードお坊っちゃまになった…というお話。
     では、なぜそんな面倒なことになったかというと、非嫡出子であるクロエ、正妻の公爵夫人の目を逸らすために、魔法薬で成長を巻き戻し、女の子を装っていました。けれども、異能に目覚めた彼女は、屋敷を追い出されたブレアを連れ戻すために、青年クロードとして生きることを決心します。その理由は、ズバリ「愛」。初めは家族愛だったものが、だんだん異性としてブレアを意識し、大事に思うようになっていく…けれども、ブレアはクロエを女性と信じている…その微妙さが、前半のキモ。クロエのクイーンオブツンデレぶりが、たまりません。
     後半は、クロエ改めクロードが、ブレアに男と認めてもらうために、押して押して、押しまくります。だって、公爵家の後継者に名乗り出たのも、全てブレアのためだもんねー。スパダリクロード、背が高くなって、イケメン度が増して、マジ眼福です。
     紆余曲折を経て(神様でさえ登場する!)、たどり着いた最終話。ブレアの問いかけに対し、クロードが答えます、「ありきたりなこの瞬間が、涙が出るくらい幸せだ…」二人で共に生きる喜びを、これだけ如実に表した言葉は、他にないのでは?
     傷付いた二つの魂が巡り会い、理解し合うことによってたどり着いた奇跡の物語、もちろん星5です。

    • 3
  3. 評価:4.000 4.0

    NEW
    人魚姫なシンデレラ

     正統な男爵家の血筋なのに、継母と義兄弟に虐げられ、使用人のような待遇を強いられているエレンの身の上は、まさにシンデレラ。
     そんな彼女が、大きな賭けに出た。それは、魔法によって「エノックに愛される1年」を得ること…その代償は、自らの命。この設定は、まるで人魚姫(アンデルセン版)。シンデレラチックな家族設定の作品は、それなりに目にするけれど、そこに人魚姫設定をぶっ込んだものは、初めてかも…なかなか重々しいスタートです。
     重々しいといえば、ヒーローエノック、ヒロインエレンとも、強く逞しそうに見えながら、実は結構ネガティブ。二人とも長く生きるつもりがないって、どーゆーことっ?!せめて、どちらかは頑張ってほしいところだけれど、二人の複雑な生い立ちを考えれば、仕方がないのかもしれません。それでも、傷ついた二つの魂が、魔法の力を借りつつ「愛のかたち」を学んだこの11か月、きっと何かが変わったはず…。
     人魚姫が、海の泡となって消えたように、エレンの命も消えてしまうのか、それとも、シンデレラのように行動したことによって、活路を見い出すのか…奇跡を信じつつ、二人のこれからを追っていこうと思います。

    • 3
  4. 評価:3.000 3.0

    NEW
    ハピエンだけは譲れません

     この手の「家族の中で独り孤立」モノって、だいたい毒親+とんでも兄弟姉妹のパターンだけれど、この作品は対抗馬?の姉アラベラが、とっても良い子(今のところ)。そして、対照的にヒロインアニータが、笑顔が少なく、口数も少なく、懐疑的で、策を巡らすタイプなので、一見して悪役令嬢?!(ドレスの色も暗めのチョイスだし)。おまけに、婚約者アクシオンに対しても、婚約者として恋焦がれるというより「友人」として接している体で、お世辞にも甘〜いとは言い難い…本気で「大公子様だけは譲れません」と思っている?と感じさせる流れです、今のところ。
     アニータが悪女風になってしまっているのは、ひとえに親の責任。なぜ、アニータがここまで親に愛されないのか、その理由も後に明らかになりますが、潰れるか、立ち向かうかの二択の中で、彼女が選んだ道は、後者でした。アクシオンとの婚約は、家柄とは別に自分で掴み取った?チャンスだから、おいそれとアラベラに譲れないと思っているのかも?
    「後継者問題」からスタートしたこのお話、だんだんと妖精やら神聖力的なものやら、ファンタジーのほうにシフトしてきており、アニータとアクシオンのあま〜いやりとりは、まだまだ先?課金でポイントを奪われてもハピエンだけは譲れません…といきたいところですが。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    NEW
    細かいところが気になる性質でして…

    「異国のハーレムに売られる始末」になったのに、のんびりと人材紹介所ってぇ?あのぉ、全然危機感、悲壮感ないんですけれどぉ…と、初っ端から細かいところが気になって、その後、ずっと後を引いています。そもそもそんな設定、別になくても話は進んだんじゃないの?
     ストーリーのほうは、タイトルでも匂わせているとおり、伯爵(後に公爵、二階級特進かーい)ミエルが、セチアに見せているワンコな顔と、獲物を狙う猛禽類のような顔との、二つの顔を使い分けるというミステリアスな展開です。セチアは才女という設定なのに、どうして気付かないかなあ…多分、ミエルのほうが一枚上手なんだろうね。
     ミエルがダサい格好をしていたワケ←能ある鷹は爪を隠す!
     ミエルがセチアと契約結婚したワケ←好きだったからに決まってるじゃん!
    と、いきたいところですが、ホントのところはどうなのでしょう。答え合わせが楽しみです。とにかく、ミエルの表の顔と裏の顔、そのギャップがたまらない作品です。
     ところで、作中に出てくる、ミエルの生き様を象徴するかのような「夕焼けの花」、あれってどう見てもフリージア…はい、細かいところが気になる性質でして…。

    • 2
  6. 評価:5.000 5.0

    完読したどー!

     毎日毎日1話ずつ、こつこつ読み進めること264日(−3日)、1年の4分の3の日数を費やして、遂に完読することができました。無料じゃなかったら、決して読もうとは思わなかったであろうこの作品、とんでもない駄作かと思いきや、読めば読むほど気になって、それなりに満足感のある仕上がりです。
     もちろん、ツッコミどころは満載です。高麗とか百済とか新羅とか歴史の勉強かーいとか、腐ナムシはいい年した大人なのに、白靴下かーいとか、第3王子ファンソンの嫁さんはどうなったんだーいとか、どうでもいいことから、結局「ユルダ」は何者だったんだーいという根本的なことまで、たっくさんツッコみたい。プリオンナイトに至っては、ロボットアニメかって?ただ、それらにいちいち応えていたら、多分264話では終わらないだろうから、このざっくり惚けた感じがよいのでしょう。
     ざっくりしつつも、設定と構成は、それなりにしっかり練られていて、行き当たりばったりに作られた作品ではないと思う。スヒが非業の死を遂げて、サンヒに転生したことも、第1王子ヒョンソクに魔力がなかったことも、すべて意味のある設定で、ラストに繋がっていました。改めて読み返してみると、意外と伏線が張られていたことに気付くはずです。
    「聖女の力」は、水戸黄門でいう印籠みたいなもの(←分かる人には、分かる!)、そんなもんで全て解決しちまったんかーいというオチだけれど、「ユルダ」以外はみ〜んな幸せになれる結末です。あまりにも陳腐な予定調和…と片付けないで、ぜひ264話を根気よくお楽しみになることをお勧めします。全話無料のうちが、チャンスでっせー♡

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    幼馴染もの史上、最高の「ありがとう」

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     玉石混交数多ある「幼馴染もの」の中で、この作品ほどピュアで、初々しくて、爽やかで、甘酸っぱいものは、他にないかもしれません。幼すぎもせず、くだらない駆け引きもなく、もちろんヒーローはクズではなく、高校1年生がお互いを大事にした結果、こんな等身大の、でも奇跡のような恋物語が生まれましたって感じかな?
     大抵の幼馴染ものには、ヒーローまたはヒロインを邪魔する元カノ、元カレ、ライバル横槍女etcが登場して、かなりイライラさせられることが多いのですが、この作品は違います。最大の障害と思われた星壱の元カノでさえ、とっても良い子で、きちんと救済の道が用意されているあたり、さすがの手島ちあ先生。主要メンバーの誰もが不幸にならない…幸せの予定調和っていうのかな?でも、それぞれの心情が丁寧に描かれ、みんな迷い、悩んだ上でのハッピーエンドだから、都合よ過ぎ感は少なく、納得のストーリー展開です。
     ラストシーン近くで、星壱がこゆりに言います。「俺のそばに 生まれてきてくれて ありがとう」くぅ〜っ、これ自分的に、幼馴染もの史上最高到達点の「ありがとう」。あまずっぱすぎる青春ピュアラブを追体験したい方には、絶対お薦めの星5です。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    古代中国風Mr.&Mrs.スミスかーい!

     夫婦がお互いの素性を隠して…という設定は、「Mr.&Mrs.スミス」等、スリリングなネタとして優良物件。けれども、そこに子どもまで二手に分かれて!となると、もはややりたい放題…連れ子同士じゃあるまいし、二人とも実の子でしょ?今や、漫画史上最恐の拗れ婚、面白くないわけがありません。二重三重に拗れて、手塚治虫風?赤塚不二夫風?の昔の漫画のわちゃわちゃ感もあって、ほぼほぼコメディー路線、重くならずに読むことができます。
     ただ、その面白さに水を差しているのが、浮生大陸を取り巻く勢力図の複雑さと、それぞれの地位?名前?で使われている漢字の多さ!凡壬が実は中州の聖皇で、その妻の白香が、本名は白夢で北境の白髪の魔尊で、息子の悟生が聖域の聖子で、その妹の奏が天門の聖女って、いったいどーやって覚えればよいのぢゃ?!おまけに、周辺人物たちも二つ名?三つ名?をもっているもんだから、相関図をまとめるために、受験勉強以来、久しぶりに頭を使っております(涙)
     老婆心ながら、この手のお話、長引くとぐだぐだになりがちなので、程よいところでスッキリと完結してほしいかな…これ以上、記号みたいな漢字言葉を、脳内に留めておくのも大変だし💦もちろんラストは、魔尊と聖皇による浮生大陸統一?!幸せ家族でお願いします。

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  9. 評価:2.000 2.0

    意味不もここまでくれば、逆に尊敬…

    「読むこと」にはそれなりに自信があったつもりですが、このお話については、そうも言ってはいられなそうです。
    意味不①…初めはまともだったクレアが、最恐の悪女になった理由…いろいろ書かれてはいるけれど、どれもピンとこない。それだけ、作者さんの描写力が微妙?
    意味不②…クレア父ヒューバート様、「愛する妻」がいたのに、性悪クレア母のメイドに手を出したわけ?「愛する妻」設定は、必要なかったな。
    意味不③…ヒロインクレアがヒーローアドリアンに命を奪われることによって、アドリアンも死ぬって、どゆこと?意味深過ぎて、分からない…。
    意味不④…そもそも、額に烙印を押すって、どゆこと?タイトルを飾るワードにも関わらず、説明不十分でしょ。見ようによっては、倒錯的な世界を描こうとしているのかな、と解釈することもできますが、もしそうなら、画と世界観が合っていない。画…結構、線が雑だよね?
     他、言葉に言い表せない意味不が混在していて、初回配信分だけだと、まあ、筋書きのないドラマ的な…?正直、無料じゃなければ、読まない作品の可能性、あるかもです。

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  10. 評価:4.000 4.0

    まるで、フランスみたいだな…

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    「母でも恋していいですか」って問うところが、まず違和感。「母」は役割の一つであって、恋をしちゃいけないとか、子育てを完璧にしなくちゃいけないとか、意味不明な理想像で括るべきものではないと思う。大事なのは、一人の人間としてどう生きるかじゃないかな?
     その意味で、理沙子が選んだ道も、また一つの生き方。裕太が成長するまで、吾妻さんと歩んだ人生は、親しいお隣さん以上事実婚未満…一見不安定なように見えて、二人の仕事や裕太に及ぼす影響を考えれば、多分この形が現実的。全ての問題を先送りにして、「くっつきました!幸せです!」てな脳内お花畑案件に落とし込んでいないところが共感できます。
     二人が法的に結ばれたのは、ずっと後で、理沙子がアラフィフの頃。もう少し早くても、よかったような気もしますが、多分、私の価値観が古いのでしょう…。個人としての生き方をより尊重した、まるでフランスみたいな恋、もちろん「母でも恋していい」と思います。

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