3.0
寿産院の話は実話だし・・時代的に似たような悲惨な事件いっぱいあったなぁ と 暗い気持ちになりました。日本中貧乏だったし 女性の扱いなんか酷いものだったし・・闇に葬られた事件もいっぱいあっただろうな・・と 今の若い人は想像もつかないだろうし 聞いていた私も忘れてるよな・・っと思いました。
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寿産院の話は実話だし・・時代的に似たような悲惨な事件いっぱいあったなぁ と 暗い気持ちになりました。日本中貧乏だったし 女性の扱いなんか酷いものだったし・・闇に葬られた事件もいっぱいあっただろうな・・と 今の若い人は想像もつかないだろうし 聞いていた私も忘れてるよな・・っと思いました。
この作者さんが描く女性は、内面に秘めた狂気や弱さ、脆さをうまく表現している。
きっと最初からそんな悪女なわけではなく、出会った男との因縁なのか、いろいろな要因が複雑に絡み合い、数奇な運命に導かれてしまったような。目が離せなくなる。
主人公もとても悩んでいるのが分かるけれども、赤ちゃんという一番力のないところに しわ寄せが行くのは本当に許せない
戦争後間もなくで仕方ないのかもしれないけれども、安直に妊娠して出産する女性も 複雑な思いを感じた
子どもを産めない体で産院…どれほど辛い想いをしたんだろう。旦那はクズ野郎だし、思考がおかしくなっても仕方なかったような気はする。早い段階で逃げられたらよかったけど、逃げてもいいんだという時代ではなかったんですよね。
実話だと思うと、なんとも言えない気持ちになります。夫を捨てることができたら、また違ったのではないかなぁ。
子供を捨てなければいけなかった母親達も、いろいろなものを抱えていた時代だったのだろうと思いました。
餓死、凍死で預けられた赤ちゃんが死んでゆく。初めは人助けのはずだったのに、こうなってしまったのは情けない夫のせいとしか思えなかった。それなのに刑期が短いとはどういう事だ。
今でいう、〇ちゃんポストを闇業とした話だと思った。
どっちがミユキが可哀想。ミユキを悪にしてしまったのは夫が悪い
見ごたえはある作品だと思います
子供を産めなくなった主人公にしたら、産婆の仕事も、産んで一人前という風潮も、他の女に産ませる旦那も、辛くて辛くて仕方ない。仕事を生き甲斐にしていたし、複雑ない事件だなあ。
こわい話です。なぜ仕事に励み、意欲に燃える助産師の女性が悪女になったのか? 時代が、男が、周りが、環境が悪いのか。現代にも起こり得るのか。考えさせられます。
人は感情の生き物なのだとつくづく思う。感情で動くのは利口ではないと思う。でも感情で動いてしまう。それを意識しているだけでも、もっと違う選択ができると思う。