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みんなのレビューと感想「玉響」(ネタバレ非表示)

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  1. 評価:5.000 5.0

    時代設定が萌えました。

    作者さん買いです🎵
    作者さんの作品は、どことなく切なさがあって、
    そこがまた良いんですが。
    今回、設定の時代がまた萌えました。

    by 匿名希望
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  2. 評価:4.000 4.0

    美しく儚い

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    大正末期に青春を謳歌した上流階級の幼馴染のお話
    長きにわたる両片思いがどうなるのか
    なえだかひっそりと息を止めて読んでいた。
    ラムネの瓶の口に挟まるビー玉という小道具が
    とても良かった。硝子でできているから割ったら簡単に取り出せるけど
    中に液体が入っているときは割らずに飲みたいだろうし
    男同士というだけでなく家名を残すという責任とか
    妾の子でハーフであるということや
    先に成熟してしまった賢い子供ゆえに
    女性を体験すれば友人への気持ちを忘れられるかもしれないという
    切羽詰まった感情などが美しい絵柄と淡々としたコマ運びによって
    切々と伝わってきた。
    ふたりがどんなふうに戦前戦後を暮らしたか
    想像するのも楽しいが
    できればふたつみっつ世間が何と言おうがふたりが幸福であろうお話も読みたかった。

    by 匿名希望
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  3. 評価:5.000 5.0

    すごく好きな作品の一つです。まず絵が綺麗で好みです。時代や家柄もあり切ないシーンもありますが心理描写もしっかりされていて読み応えがあります。何度も読み返してます。

    by 匿名希望
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  4. 評価:4.000 4.0

    いい…

    朝倉の心理描写が丁寧に描かれてて良かった。残念なのはボリュームが物足りなかった。結ばれた後の話とか、立花視点の話とかもっと掘り下げてほしいです。

    by 匿名希望
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  5. 評価:5.000 5.0

    切ないし美しい

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    絵もストーリーの儚さに合ってて、雰囲気に浸れます。言葉も美しくて、多くは語らないけど心の動きが丁寧で感情移入してしまいました。

    by 匿名希望
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  6. 評価:5.000 5.0

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    ストーリーは王道ですが、時代背景からか切なさが増して胸にグッときました。
    愛する人との死別を二度も体験するなんて。
    ハピエンではあるけれど、もっと幸せな二人が見たかったです。

    by 匿名希望
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  7. 評価:4.000 4.0

    昔の青春を思い出す…。

    大正時代がテーマの幼馴染み同士の高校時代の恋愛です。
    家柄が良いが為に自分の意のままに行動出来ない麻倉。幼馴染みの立花に好意を持っているが 家の事を考えてしまい 二人の先の関係を憂えてしまう。若さゆえの葛藤、同性同士の恋愛の葛藤、つい感情移入してしまいます。

    by 匿名希望
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  8. 評価:4.000 4.0

    かすかに、けれど確かに触れ合うふたり

    ネタバレ レビューを表示する

    タイトルは玉が触れあうときのかすかな音、転じて「一瞬」あるいは「かすか」の意味。

    麻倉が落として割ったラムネの瓶に入っていて、立花がずっと持っていたふたつのビー玉は幼い日の共通の記憶であり、ビー玉が紡ぐかすかな音はふたりの関係を象徴している。

    触れあうか触れあわないか、交わるか交われないか、ギリギリのところでしか交差しないふたりの関係は、キリキリと引き絞られた一本の糸のような緊張感があり、繊細な絵のテイストとも相まって、切なくもどかしい。
    だからこそお互いを選んだ結末に安堵。あーよかったー!!

    「少年と神隠し」もですが、感情を抑制した陰のある登場人物たち、和テイストのストーリーが作風に合います。

    主人公の麻倉道忠は麻倉貿易を営む華族・麻倉家の跡取り息子。
    入学した高校の寮で偶然幼なじみの立花と同室になる。4年ぶりの再会に戸惑う麻倉。

    麻倉は庶子、しかも灰色の髪と青い目を持つ。
    早くに実母を亡くし、継母に疎まれ、周囲には異国の子といじめられて育った。人間不信に陥る中、ただひとり優しくしてくれたのが立花だった。しかしある日立花が女性と交わっている様子を見て大きなショックを受ける。直後に留学して以来、ふたりは疎遠になっていた。

    あれは軽率な行動だったとなじる麻倉に、立花は、当時麻倉を好きな気持ちを打ち消そうとしたゆえだったと告白。麻倉は自分も立花を好きなのかもと悩む。
    その後気持ちは通じ合うが、ふたりとも麻倉の家のことを考えるとこれ以上踏み出せない。「女だったら無理矢理かっさらってやるのに。貿易商の跡取りなんかに生まれやがって」という立花のセリフが重い。

    直後に関東大震災が起こり、立花は消息不明に。5年後、延ばし延ばしにしていた結納を翌日に控えた夜、麻倉はようやく立花と再会。
    時代や身分、周囲の思惑、道徳観念、倫理観など様々な壁に阻まれ気持ちを押し通せなかったふたりは心も身体も通わせ、ともに生きていく決意をする。
    立花がずっと身につけていたビー玉を分け合い、それぞれの始末をつけるために別れるシーンは、ようやく…と感無量。

    本編ではふたりが幸せに暮らす様子はほぼなくてかなり物足りないので、番外編「或る日」をぜひ!
    半年後、決着をつけたふたりの生活が始まる日のストーリーです。
    イチャイチャするふたりに、あー幸せそう、ほんとよかったー!!と思います!!!

    by 87bee
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  9. 評価:5.000 5.0

    とっても素敵な恋物語

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    別の作品でゆき林檎先生を知り、人気のあるこちらの作品をまず読んでみました。

    もうなんて言うのか、この作品が纏う空気・雰囲気が大好き。時代背景もすごく良い。
    麻倉が自分の気持ちにやっと気が付いたと思ったら、震災によりまた離ればなれ。諦めずに探し続けて5年、麻倉の結納前日にやっとやっと立花に再会できて、ようやく気持ちをぶつけ合う。線が綺麗な絵と見事にマッチしていて素敵すぎる。

    終盤ビー玉を1個ずつ分けあって「いってきます」と出ていってから、もしかしてまた離れ離れかな?と少しハラハラしましたが、あの描写だけで2人のその後が想像できるのが、言葉で表現できないくらいとってもよかったです。立花の最後の原稿を、最愛の麻倉に残すなんて、いま思い出してもうるっときてしまう。私的にはこの終わり方で大大大満足。
    ゆき先生のファンになりました♥️

    by 匿名希望
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  10. 評価:5.000 5.0

    麗しい

    活動写真を見ているかの様に儚げで美しい作品でした。10年近くお互いを想い合う純愛の結末に心が震えました。
    二人を取り巻く様々な人達のせつない想いや時代背景を考えると簡単にはいかないと思いますが、やはりこの物語はこの結末が良かったと思えます。
    他のサイトで後日談の物語があるのを見つけました。そちらも合わせて読むと幸せな気持ちになります。

    by 匿名希望
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全ての内容:全ての評価 1 - 10件目/全103件

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