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みんなのレビューと感想「玉響」(ネタバレ非表示)

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  1. 評価:4.000 4.0

    丁寧

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    大正時代のお話です。
    同級生、幼なじみ、思春期、すれ違い‥
    といったところです♪

    玉響って題名!まさにストーリーにぴったりでした♪
    ゆっくりゆっくりと気持ちが進んでバーン!と爆発して彼以外もう見えない!みたいな感じです。

    結ばれずに離ればなれになってしまうところも切なくてきゅんきゅん!
    受けの一途な気持ちにきゅんきゅん!

    でもちょっと足りない!
    攻めがポーカーフェイスすぎて心情が読みにくい。
    好きならもう少し行動にしてほしかったな。

    by unico
    • 11
  2. 評価:4.000 4.0

    心に来る物語

    表記はありませんが時代が大正時代のものです。

    ピュア好きなのですが、話が重くすごく泣きたくなるお話でした。
    叶う(思い通じ付き合う)のが目的のお話しではなく、叶うまでの色々な葛藤って感じです。
    人によってはハッピーエンドと感じない人も居るんではないかなあ…
    エロ好き、イチャラブ好き、あっさりしたのが好きな方は新境地かもです(笑)

    • 5
  3. 評価:4.000 4.0

    大正という時代背景が同性同士の恋は許されない。ましてや華族というお家柄。
    立花がもろもろを諦めなければいけないと思っての行動が切ない。
    麻倉がそれが恋というものだと自覚してからのなぜ諦めなければいけないのかという葛藤。
    とにかく切ないです。ラストは賛否分かれてますが 私は2人が結ばれたあとそれぞれが決着をつけるために一旦別れるシーンで終わって欲しかったな。
    そして 別冊?!を電子化してもらいたいと切に願います。

    by 匿名希望
    • 2
  4. 評価:4.000 4.0

    美形同士の和の世界

    明治後期から昭和初期にかけての旧制高校が舞台の作品です。性描写は後半にならないと出てきませんが、時代背景や二人の思いの描写が秀逸で、ドキドキして読み終えました。攻めも受けも美形なうえ、旧制高校の制服や袴姿など、コスプレとは言いませんが甘酸っぱい青春を感じさせます。
    性描写や葛藤など何でも明確に書けば良いというものでも無いですね。読み手に想像させる部分があることが、日本文学をよんだ後のような作品の世界観を作り出していると思います。

    • 2
  5. 評価:4.000 4.0

    読んで損は無い(*^^*)

    とりあえず切りの良いところまで・・・と読み始めてみたら二人の行く末を見ないと気が済まなくなり、結局ポイント追加して最後まで読みました!

    私的に絵はもう少し可愛いのが好みなんですけど、線が細くて透明感ある感じがストーリーと合ってました(*^^*)
    時代が簡単には二人を引き合わせてくれない切なさがひしひしと伝わってきます。

    欲言えば立花の心理描写がもっと欲しかったかな。

    • 1
  6. 評価:4.000 4.0

    美しく儚い

    ネタバレ レビューを表示する

    大正末期に青春を謳歌した上流階級の幼馴染のお話
    長きにわたる両片思いがどうなるのか
    なえだかひっそりと息を止めて読んでいた。
    ラムネの瓶の口に挟まるビー玉という小道具が
    とても良かった。硝子でできているから割ったら簡単に取り出せるけど
    中に液体が入っているときは割らずに飲みたいだろうし
    男同士というだけでなく家名を残すという責任とか
    妾の子でハーフであるということや
    先に成熟してしまった賢い子供ゆえに
    女性を体験すれば友人への気持ちを忘れられるかもしれないという
    切羽詰まった感情などが美しい絵柄と淡々としたコマ運びによって
    切々と伝わってきた。
    ふたりがどんなふうに戦前戦後を暮らしたか
    想像するのも楽しいが
    できればふたつみっつ世間が何と言おうがふたりが幸福であろうお話も読みたかった。

    by 匿名希望
    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    かすかに、けれど確かに触れ合うふたり

    ネタバレ レビューを表示する

    タイトルは玉が触れあうときのかすかな音、転じて「一瞬」あるいは「かすか」の意味。

    麻倉が落として割ったラムネの瓶に入っていて、立花がずっと持っていたふたつのビー玉は幼い日の共通の記憶であり、ビー玉が紡ぐかすかな音はふたりの関係を象徴している。

    触れあうか触れあわないか、交わるか交われないか、ギリギリのところでしか交差しないふたりの関係は、キリキリと引き絞られた一本の糸のような緊張感があり、繊細な絵のテイストとも相まって、切なくもどかしい。
    だからこそお互いを選んだ結末に安堵。あーよかったー!!

    「少年と神隠し」もですが、感情を抑制した陰のある登場人物たち、和テイストのストーリーが作風に合います。

    主人公の麻倉道忠は麻倉貿易を営む華族・麻倉家の跡取り息子。
    入学した高校の寮で偶然幼なじみの立花と同室になる。4年ぶりの再会に戸惑う麻倉。

    麻倉は庶子、しかも灰色の髪と青い目を持つ。
    早くに実母を亡くし、継母に疎まれ、周囲には異国の子といじめられて育った。人間不信に陥る中、ただひとり優しくしてくれたのが立花だった。しかしある日立花が女性と交わっている様子を見て大きなショックを受ける。直後に留学して以来、ふたりは疎遠になっていた。

    あれは軽率な行動だったとなじる麻倉に、立花は、当時麻倉を好きな気持ちを打ち消そうとしたゆえだったと告白。麻倉は自分も立花を好きなのかもと悩む。
    その後気持ちは通じ合うが、ふたりとも麻倉の家のことを考えるとこれ以上踏み出せない。「女だったら無理矢理かっさらってやるのに。貿易商の跡取りなんかに生まれやがって」という立花のセリフが重い。

    直後に関東大震災が起こり、立花は消息不明に。5年後、延ばし延ばしにしていた結納を翌日に控えた夜、麻倉はようやく立花と再会。
    時代や身分、周囲の思惑、道徳観念、倫理観など様々な壁に阻まれ気持ちを押し通せなかったふたりは心も身体も通わせ、ともに生きていく決意をする。
    立花がずっと身につけていたビー玉を分け合い、それぞれの始末をつけるために別れるシーンは、ようやく…と感無量。

    本編ではふたりが幸せに暮らす様子はほぼなくてかなり物足りないので、番外編「或る日」をぜひ!
    半年後、決着をつけたふたりの生活が始まる日のストーリーです。
    イチャイチャするふたりに、あー幸せそう、ほんとよかったー!!と思います!!!

    by 87bee
    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    悲恋。でも美しい

    ネタバレ レビューを表示する

    もっと長いストーリーで読みたかった。
    とてもいいお話。 互いに凄く引かれ合っているのに離ればなれに…。それぞれの想いを考えると、あまりにも辛くて悲しい。
    ちょっとのキスシーンだけでも悶えてしまう➰
    美しい男の子二人。 廻りを巻き込んで、廻りの人も不幸にしてしまったが、一緒になれて本当に良かった。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    昔の青春を思い出す…。

    大正時代がテーマの幼馴染み同士の高校時代の恋愛です。
    家柄が良いが為に自分の意のままに行動出来ない麻倉。幼馴染みの立花に好意を持っているが 家の事を考えてしまい 二人の先の関係を憂えてしまう。若さゆえの葛藤、同性同士の恋愛の葛藤、つい感情移入してしまいます。

    by 匿名希望
    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

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    立花(攻め)の身勝手さに若干イラッときましたが、最期まで麻倉(受け)と添い遂げたので良しとします。
    再会後の後日談が同人誌から出てると知り、購入しましたがイチャイチャラブラブでした。

    • 1
全ての内容:★★★★☆ 1 - 10件目/全29件

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