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舞台になったところが地元近くで、当時巡ってみたりもしました!アクションシーンカッコよくて、はまり役だなぁと!途中悲しい場面があり心が辛くなる場面もあったけどなんとか読み切りました。
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舞台になったところが地元近くで、当時巡ってみたりもしました!アクションシーンカッコよくて、はまり役だなぁと!途中悲しい場面があり心が辛くなる場面もあったけどなんとか読み切りました。
時代の荒浪の中、特殊部隊のように育てられた子どもたちが成長していく様は、現代では考えられないほど過酷で残酷なもの。洗脳の強さを思い知る。
独特なタッチの絵が、その内容に力強く作用して、よりパワフルさを感じさせる。
あずみと仲間たちは、これからどう成長していくのか。
リアルなお話ではないのにこのお話を読んでからずっと彼らの人生が頭から離れません
昔実写映画の方は観たのですがその頃はあずみの強さと美しさにわくわくした記憶がありますが年齢を重ねて原作を読むと作品の奥深さがわかります
小さい頃からある事の為に毎日辛く苦しい鍛錬をし続けて、最後は好きだった男の子と
殺し合い、勝った方がくの一として仕事をして行く運命を背負ったあずみ。
まだ子供で、爺に言われる事に従うだけだが、色々な厳しく辛く悲しい事を経験して、
身体も子供から大人へと変わり、人としての感情も経験して、疑問を抱く様になる。
あずみの人生そのものの成長の記録でもあると思う。どうなって行くのか目が離せない。
死がゴロゴロ転がりまくっている作品だからてしょうか、かえって生きる充実感がすごく感じられます。私はこういうのを感じることなく死ぬと思うと、生きることを考えさせられました。素晴らしいです
長編だけど、あずみの強さに圧倒されつつ、ピンチにはハラハラさせられっぱなしで、引き込まれてあっという間に読み切りました。
爺がだれなのか、何故タイトルがあずみなのか、読み進めていくと、後半につれて明らかになっていく。
柳生とか、服部とか、伊賀、甲賀など、忍びや御庭番衆もたくさん出てくるけど、柳生宗矩が本当に悪い奴で、日本も昔は中華の歴史ものばりに、暗殺・暗躍・はかりごとのオンパレードで、刀時代の斬り合いの残虐さや、切腹の理不尽さとか、銃という武器の卑劣さなど、色々リアルに感じさせられる作品。
本当に多くの命が散っていき、たくさんの出会いと別れを経験するあずみだけど、キクとの別れは大きな心の分岐点になっていた。
中でもやっぱり千代蔵との別れは、あずみの悲しみと落胆のピークになったと思う。
フィクションだとわかっていても、読んでいて涙がとならなかったし、思い出しても込み上げてしまう。
徳川の忠臣で、天海和尚の信奉者である小幡月斎という人が、家康と天海の描いた天下泰平を実現するために、最強の剣士たち育て任務を遂行させようとしていくのが始まりのストーリーで、あずみの子供時代から、成長過程での心の機微が描かれている。
本当におススメです。
格好いい強い女性剣士、刺客。
女ってだけで不利なのに、とても逞しく生きる姿に勇気がもらえた気がします。
何度も何度も読み返しています。キクが死ぬシーンはトラウマですが、野盗どもをあずみが一人で百人切りするシーンは爽快でつい何度もまた読み返してしまいます。
平和な世界を作るために育てられた子供達…言われるがまま仕事をこなすうちに自我に目覚め苦しむあずみ。あずみに幸せは訪れるのか!?
かねてから話題になっていた作品、今更ながら拝読しました。切ないけれど面白い!作品に、引き込まれました。