5.0
心がキュ〜ンとなるお話
宗太が実家の香川のおうどん屋さんに戻って来た所から始まる。
父親が亡くなり、姉と二人で家を売ると決め、片付けに来た宗太が店の鍋の中で眠っていた子狸を見つける。子狸は幼い少年に化ける
が、興奮したり疲れたりすると耳と尻尾が出てしまう。宗太はポコと名付けた。そのポコと田舎の友達等との交流から、宗太は東京
から香川に戻ってくる事を決めた。これは田舎から東京に出て来た自分にも身につまされる話。実際実家が無くなってしまうと考える
と田舎に帰ろうかな…とか考えてしまう。ポコと暮らすうちに地元の良さをもう一度強く感じた宗太の気持ちがとてもよくわかる。
まだ途中だけど、宗太にとってのポコの存在の大きさ、大切さ、そしてポコの健気さ、可愛さに胸がキュ〜ンってなりました。
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