2.0
原作読了済み。
コミカライズ版のカリナは健気というよりも無鉄砲かつ無神経というか、若干鬱陶しい。一昔前の少女漫画的なキャラ設定のせいで芸術病の深刻さが薄れている。
描写に切迫感と繊細さがなく、量産型ラノベコミカライズの域を出ていないのが残念。
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原作読了済み。
コミカライズ版のカリナは健気というよりも無鉄砲かつ無神経というか、若干鬱陶しい。一昔前の少女漫画的なキャラ設定のせいで芸術病の深刻さが薄れている。
描写に切迫感と繊細さがなく、量産型ラノベコミカライズの域を出ていないのが残念。
現代風に解釈するなら、親に愛されないから、結婚して家を出たい、ということですかね。婚約者としてはいい迷惑。シリアスな話のはずなのに、手抜きモードの絵になることが多く、雰囲気ブチ壊し。
こんな育ち方しても素晴らしい人柄のヒロインが多い中、この作品はヒロインが普通に卑屈。これが普通ですよねって感じで憧れない。
家族に虐げられているだけでも辛いのに、余命わずかという、踏んだり蹴ったりな令嬢カリナのお話…なんですけど、その病の原因が自身の絵を描く才能と引き換えという、あまりにも救いのない内容。
だったら絵を描くのやめればいいじゃんって思うけど、彼女にしてみれば唯一の生きがいだもんね…やめられないよね。うん、もう好きにしたら良いと思うよ、という感想です。
要するに、あんまり同情できないヒロインです個人的に。
この子、余命わずかでしょっちゅうぶっ倒れてるんだけど、めちゃくちゃ我が強いんだよね。
周囲の心配とか助言とか全然聞かないの。やりたい事、したい事めがけて突進して、そんでぶっ倒れて、周りが大変な目に遭う。こんな病人嫌だわ自分。
けどガタイがすごく良く描かれてるから、そう簡単に死ななそう(笑)たくましいと言うか、ふとましい体つきでなかなか良いです。絵は綺麗なんだけど。
あと、雪降る天気なのにもう少しで胸がボローンしそうなくらい大きく襟元が空いたセクシードレス着てるのもどうかと思う。
ホントに余命わずかなの?ってくらい薄着してる。
原作はもう完結してて、ちゃんとタイトル通りになってるらしいです。ガタイ良くてもやっぱり病には勝てなかったか…
もうすぐ命を失う、ということらしいですが、それから何度も発作が起こるけど、話はなかなか進まない。まるで「ガラスの仮面」の月影先生のようですね。
ヒロインを虐げていた家族との和解がテーマかと思いきや、そのご家族は全く出てこない。
「私が有名になったら…」と、予言までしていて、才能を見出されていたのに、有名になり家族の耳に入るのかと思いきや一向に有名にならず、部屋にこもって絵を描いているだけで、テーマがなんなのかがわからなかなってきました。
彼女の病気を家族が知って今までの事を心から反省し涙を流してヒロインの存在の大切さを知り、ヒロインは命を落とすことなく公爵と幸せになり、愛させる喜びに満たされる、、というストーリーを望んでいたのですが、
色々な付箋だけはられ、全てを焦らして、同じところをぐるぐる繰り返しているだけに見えるので、そろそろ読むのを諦めようかと思います。。
後、絵を描いているときに、なぜあんなにドレスアップしているか疑問です。せめてエプロンか、服が汚れない布を羽織っているものじゃないんでしょうか?ヒロインの美しさの表現がたいせつなのかもしれませんが、家族のお嬢様の戯れのように見えて、逆に不自然です。コルセットをつけていたら胸だって苦しくなるし、体を締め付けないラフな格好で描かれているほうが、芸術家っぽい神秘的な雰囲気になると思います。
かわいらしいのになんで、家族にはわからなかったのかなあ~愚かだねやっぱり少しザマアミロがあったらスッキリするのになあ
なんというか、毒家族?
ヒロインに無関心にも程があるなぁ。
余命わずかなのに不憫すぎる。ヒーローに出会ってハッピーエンドに期待。
兄弟姉妹の中であまり手をかけられていないと感じたとしても、ここまで無視されることある?自分の病気のことさえ言えなくなるなんて…
一つのストーリーとはいえ、もう少しリアリティがあってもいいかなと。
絵がかわいい。イケメン。続きがきになる。がんばって生きて欲しい。もっといちゃいちゃして。あまえてみてもいい。
きょうだい達と比べてあからさまに虐げられていたヒロイン
余命宣告されて家を出てアポ無しで親が決めた婚約者のもとへ
可哀想な境遇というのは十分に描かれますが
あまりにも考えなしで行動するので頭もかわいそうなのかなと
冷めてしまいます