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好きな人に、騙されてて殺されて ‥なんて 絶対に許せないのに、前世の罪(悪くないのに)受け入れて生きるお嬢様は昔も今もホントに いい人なんだなぁ
前世の記憶があるのは、罪を つぐなうためでなく 幸せになるためだったんだね
うん、幸せになってほしい
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好きな人に、騙されてて殺されて ‥なんて 絶対に許せないのに、前世の罪(悪くないのに)受け入れて生きるお嬢様は昔も今もホントに いい人なんだなぁ
前世の記憶があるのは、罪を つぐなうためでなく 幸せになるためだったんだね
うん、幸せになってほしい
転生ものですが、主人公は初めのうち自分の「生き直し」を否定的に捉えていて、ひたすら「前世の贖罪」として、自分の幸せは一切を拒否しています。けれどやっとそれが間違いだと気づくところから、読んでいる方も光を感じられる展開になってきました。
いきなり主人公がギロチンで処刑なんて マリー・アントワネットより悲惨。中世の魔女裁判レベル。まだ無料の分しか読んでないけど 無罪で処刑された主人公への元カレの現在の領主の贖罪の話?気になるけど残酷過ぎて 課金に入るかは検討中。処刑時に元カレを楽にしてやるつもりで 悪女を演じて死んだ主人公。逆効果だったんだろう。若過ぎて救ってあげられなかったもんね。主人公には生まれ変わった今生では幸せになって欲しい。
悪徳領主領にどうしてあんなに純真無垢なお嬢様がいたのかは不思議。断頭台で悪役を演じて残る者に救いをもたらしたご褒美なのか記憶を持ったまま転生。新しい生を贖罪で全うする矢先新領主のメイドに。全体に流れる静かな雰囲気がとても素敵。登場人物も皆優しくも何か切なさを醸していて好感がもてる。主人公の立ち居振舞いで既視感を持っていた領主が確信した時何だか報われたなぁとホロリとしました。これからのお話に更に期待いたします。
たった15年後に、元の領地で元恋人・また元婚約者に出会ってしまうなんて…最初は2人だけの問題だったのに、元婚約者が出て来た辺りから少し見方が変わりました。元々「ライウスの悪魔」と呼ばれた人でしたが、彼の苦しさも胸に迫ります。たまたまそこで、元婚約者のお嬢様に出会ってしまい、カイドに対する憎しみが何倍にも膨れ上がってしまった事でしょう。過去だけでなく現在も彼女の心が自分にはない事を、思い知らされたから…それが余計にお嬢様に対して皮肉と罵詈雑言になって、余計に嫌われる事になって…私は1番の罪人はカイドだと思います。もちろん悪行領主を倒すのが目的なので、お嬢様の家族とか婚約者の「ライウスの悪魔」が残虐に死ぬ事になっても、それは正しいです。しかし分かっているのに、何故恋仲になったのでしょう?恋仲にならなくても、証拠は集められたはず。まあ若気の至りかも知れませんが、リーダーになるような男ですから、だからこそ一番残酷な仕打ちです。物語としては面白いですが、カイドは好きになれません。「女は愚か」なんて古臭い言い方はしたくはないです。しかし「恋は盲目」は今でも古臭くない言葉です。お嬢様は生まれ変わって「シャーリー」になっても「恋は盲目」なんでしょう。カイドは色々理由はあれど「恋は盲目」になれなかった人です。だからひたすら許される道を考えてしまうのでしょう。考え方に依っては「ズルい人」です。それが分かる元使用人達は、カイドを見張るのです。最初にそれを読んだ時にはいまいちピンと来ませんでしたが、渓流で2人が心の内を打ち明け合ううちに分かりました。未だにウィル=ティムが生きていて、あるいはまた生まれ変わって復讐に来るかも知れませんが、その時こそカイドも「恋は盲目」になって欲しいですね。そうでないと、不公平です。ちょっと斜めから見ることになりますが、結末が気になるお話です。
重いスタートから始まり、今世でどう重なるのか気になり最後まで読んでしまいました。
厚みのある内容で、最後は駆け足気味のようでしたがハッピーエンドで本当に良かったです!
ただ、もう少し2人の後日談的なものが読みたかったです。
タイトルから、そんなに期待してなかったけど、これはおもしろい!転生ものだけど、そのお嬢様が転生後の人生で転生してないオリジナルの人とつながり、粛々と贖罪しつつも過去に決別して新たな人生を歩もうとしている話。。。といったところではわからないかも。お勧めです!
とても切ない生まれ変わり…他作品では単純に今度こそは死亡フラグたてない、となるばかりなところ
こちらの作品は罪を見つめ、何故に再び生を受けたのかと思い悩みます。ましてや愛した人の下で働くメイドになるのもコミカルではなく悲痛すぎてもいなく、淡々と受け入れる様が素晴らしい。
少しずつ周囲の者が気づく描写も良ければ、かといって変に隠そうとしすぎないで自ら明かしたりするのも良い。当人同士の気づいている、その事に気づく、のも大袈裟なネタバラシなものは一切なくて言葉にせず静かに受け止め合うところも素晴らしかった!!
ただ…2人がくっついてからが失速した感があり、これまでの切ない関係が昇華され嬉しい反面イチャラブに急変換してから興味が薄れてしまった…。
いや、仕方ないんですよ?話の展開的にそこに落ち着くのは必至ですし。序盤が良すぎた分ですかね。
でもとても素敵な作品ですしオススメします。
主人公がとても可哀想。前世の記憶を持って生まれ変わるのですが、良くある転生物とはちょっと違って、前世で親の悪行により民から処刑され、すぐに同じ時代に生まれ変わるのですが、本人は、前世の記憶を持っているということは、自分の償いが足りない!生きてる限り、償い続けようと戒めています。
そして、なぜか前世で自分を捕らえた現領主のもとへメイドとしてやって来る。
まだ最後まで読んでないのですが、これからのどのような展開になるのか楽しみですね!!
それぞれのキャラクターの持つ背景が、暗く重いのが会話の文章の多さにも現れていると思いますが、会話の文章が長くて全て読むのが、少し大変でした。
シリアスな会話とその長さに比べて、主人公と領主の天然石ボケな感じが、違和感を感じつつも、ほんわかとした和みを感じさせてくれて、ほっこりとする作品です。