タツの子さんのレビュー一覧

タツの子さん

レビュアーランキング  36

  1. 評価:5.0 594件
  2. 評価:4.0 327件
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  1. 焦がれて焦がして へのレビュー

    評価:5.000 5.0
    大人の幼なじみ同士の、ピュアな恋。

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    初めて読んだ作者さん(noji先生)でしたが、その絵の虜になりました!

    表紙を始め、悠治のカフェバー「prele」の店内、料理の数々、背景、小物に至るまで…丁寧に繊細に描かれた世界は、それだけで癒しになりました。

    キャラの絵は、好みがあると思いますが、自分は優しく柔らかい絵で、温和な悠治(表紙右。攻め)や、おおらかに受け止める総一(表紙左。受け)によく合ってると思います。

    1~12話「焦がれて焦がして」表題作

    北海道の田舎で、隣同士で幼なじみだった悠治と総一は、総一の大学進学と、悠治の総一への報われぬ恋心を切っ掛けに、距離が広がり。

    しかし、札幌でカフェバーの店長になった悠治は、偶然再会した会社員の総一が疲れ弱り切っているので心配になり、毎日食事を食べに来させると…。

    ※以下、ネタばれです。ご注意ください。

    「prele」店内→厨房→悠治の部屋、と侵入し、そのまま泊まって朝昼の弁当も持参して…と、どんどん寄生していく総一(笑)。
    この侵入っぷりはツボでした!

    実は元々、悠治の好意を感じていて、満更でもなかった総一は、悠治の「ずっと一緒にいて欲しいです」の告白に「わかった。いいよ」と即答。

    しかもずっと長く付き合うために、生活費や食費の分担をきちんと決めようとか、自分で馴らしを頑張ったりとか。
    すごく前向きで積極的な総一。

    総一は子どもの頃の関係のまま、おおらかに悠治を受け止め、兄貴分っぽく悠治を可愛がり甘やかします。
    甘やかすことで矜持を保ってる、という台詞が最後にありますが、甘やかすことで甘えてる、って感じでしょうか。

    なので、展開早っー!と思いましたが、安心して読めました。
    悠治はぐるぐると考え込んだりしますが、温かく優しいストーリーで、最後まで明るい雰囲気でした。

    「prele」のバーテンダーの鷺さんや、バイトの亀沼くんが、素敵なキャラで。総一の部下の猫原も面白い。

    出来すぎの話じゃん、と思う方もあるかもですが、夢と優しさがあって、自分は好きでした。

    15話後半に、後日譚がありますよ!エロは少なめです。

    13~15話前半「ある日森の中で」
    北海道の森のある田舎の村で、引っ込み思案の高校生と、菌の研究をしている青年の恋。
    こちらも可愛く優しい恋でした。

  2. 例えば雨が降ったなら へのレビュー

    評価:5.000 5.0
    萎れたオッサンの、初恋相手への恋情譚。

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    初めて読んだ作者さん(カサイウカ先生)で、絵が独特で、素敵でした。

    地方の温泉街の、場末のストリップ劇場が舞台なんですが、昭和レトロ感のある寂れた背景が個人的にツボで、いいー!
    萎れたオッサンに、よく合ってる(笑)。←誉めてるんですが…スミマセン。

    久我(表紙右。攻め?)は、勝ち組のレールをずっと走っていたが、脱サラ起業を切っ掛けに友人に裏切られて転落人生となり、自殺間際に30年前の初恋の充(表紙左。受け)を思い出す。

    大学時代の友人で探偵の鍼沢に調べて貰い、充に会いに行った久我。
    充は、傲慢で奔放な波乱の半生の後、場末のストリップ劇場の雇われ支配人をしており、踊り子のまりかの口利きで、久我もそこでバイトをすることに…。

    作者さん(カサイウカ先生)は、あとがきで続編を描いていると書かれていましたが、本作では久我と充はプラトニックな関係止まりで、むしろモブとのエロがありました。(地雷の方はご注意を。)

    2人とも転落の重い人生ですが、全体として明るい雰囲気でストーリーが進みます。
    これは久我が充と再会して、前向きにストリップ劇場の仕事に取り組んでいることや、脇役の鍼沢、まりか、充の姪の光、踊り子の女の子たちが、優しく温かい人柄だからだと思います。

    特に鍼沢とまりかの包容力や人間性の大きさは、久我と充の再生に深く関わりました。

    人生の経験を積み重ね、昔とは大きく変わって見えても、根っ子は高校の頃に好きになったままで、ずっと気にかかっていた初恋の相手と再会して恋が芽生える…。
    それが45歳のオッサン達だから、もうー可愛くって萌えます!

    好みによると思いますが、好きな方はハマるんじゃないかと。自分は面白く読みました。

  3. トワイライト へのレビュー

    評価:5.000 5.0
    「雲間に射す光が、色を映し出す。」

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    「トワイライト」は夕暮れ、黄昏…のイメージが強いですが、「夜明け」の意味もありまして。
    本作の『トワイライト』は夜明けの意味らしく、若く純真な2人の出会い~再出発までのストーリーです。

    作者さん(西本ろう先生)の、3年ほど前のデビューコミックです。(自分はこの表紙で一目惚れして、西本先生に嵌まりました。)

    絵は、現在の画風とはまた違う感じがします。試し読みを見てください。

    高校時代、学校一目立つ稜(表紙左。攻め)と、学校一目立たない陽平(表紙右。受け)が出会い…。

    ※以下、ネタばれです。ご注意ください。

    陽平は、幼少期にシングルマザーの母親に捨てられ、愛情深く人格者の祖父に育てられたが、祖父が亡くなり居心地の悪い親戚宅で居候しており。
    暗く諦めと受身が染み着いて、どこか不憫な団地妻っぽい。

    稜はサッカーが上手く、イケメンで明るく人気者だが、逆に周囲の視線や感情に疲弊し、孤立や孤独を感じていた時、純朴で素直で不器用な陽平と出会う。

    自分といると笑顔になり、変わっていく陽平を愛しく思う稜。しかし周囲の悪意から陽平を守りきれず…。

    稜は陽平を庇って膝を大怪我し、サッカーを断念。(重大なネタばれスミマセン!)
    暗転して、大人になっての稜と陽平(8話~)。
    「治るまで償え。」と、稜は陽平に肉体関係を含め、一切合切の世話をさせ、面倒を見させる。

    闇落ちではあるんですが(鏡の稜がニヤリとしたり)…。
    これは意地悪や憎しみでやっているのではなく、陽平の望みを叶えるための「優しい嘘」。
    しかし、稜自身の独占欲や執着心が絡み、泥沼化しており。
    罪悪感まみれの陽平はすっかり笑わなくなり、それが更に稜を苛だたせる。

    稜の仕事(ホスト)の後輩の涼(読みが一緒~)や、高校時代の先生の登場で、互いに素直に気持ちを語り合い抱き合う2人。
    前向きハッピーエンドでした。(後日譚のじいちゃんの墓参りは、ほっこり。)

    心情描写は丁寧ですが、やや強引なストーリー展開が気になりました。
    また、男性の身体の絵や表現力は、エロも含め、本作以降の方が格段に魅力的だと思います。(個人的感想)

    しかし全体として、絵もストーリーもしっかりと感じ、素敵な作品だと思いました。
    星は4寄りの5で。

  4. この背中に爪を立てて へのレビュー

    評価:5.000 5.0
    4人の登場人物がそれぞれ、魅力的でした。

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    王道なBL『このキスは記事にできない』、純真で切ない『トワイライト』の、西本ろう先生。

    絵は男性のセクシーさに溢れて美しく、また読ませるストーリーが魅力的な作品の中で、個人的に一番オススメしたいのは、本作『この背中に爪を立てて』です!

    ※以下、ネタばれです。ご注意ください。

    いい加減な大人が嫌いな大学生・歩(表紙左。攻め)は、バイト先のバーで、玲瓏な美大講師・義孝(表紙右。受け)に出会い、心を掴まれる。

    しかし義孝は、元恋人だったバー店長・トシへの恋慕が捨てられず、またゲイと知りつつ義孝を愛する妻・美穂がおり。

    トシに当て付けるように歩と肉体関係を重ねる義孝は、歩の真剣な愛情に惹かれ、次第に本気になっていき…。

    いやもう、このくだりの心情描写が端的で格好よく、しかもエロが、凄い!凄すぎる!!
    義孝もいい身体だし、歩の裸体がセクシー爆発しまくりっすよー。(絵のモデルもするので、露出多いですゴチですありがとうございます。)

    絵は好みがあると思いますが、自分としてはド真ん中、ドストライク。
    西本先生の描く男性は、何でこんなにセクシーなんだー!と、『トワイライト』の表紙で一目惚れしてから、嵌まりまくってます。

    義孝を弄んで捨てた先輩・トシが、歩に殴られつつも「お前は責任の取れない子どもだ。それは不倫だ。」と諭したり。

    義孝の妻・美穂が、ずっと義孝を愛して支え続け、電話で謝るトシに「選んだのは私です…これからを選ぶのも私よ。」と答えたり。

    4人がそれぞれ、とても魅力的で、それがまたやるせなくて切ない。

    だからこそ、気持ちが通じて初めて抱き合う2人(11~12話)からの、別離の決断(12~13話)は、思わず唸りました。
    (作品冒頭の歩の描写が、狷介に思えるほど真面目で、自他に妥協を許さない真摯な性格だったのを思い出しました。)

    それがあっての、爽やかで温かいハッピーエンドに結実したと思うので、無駄なものはなく、必要なものが揃っている、全体として見事なストーリーと描写でした。(生意気にスミマセン。)

    エロが多く、ストーリーも読み応えあり、絵もキャラも素敵でしたので、オススメします。

  5. 手中に落としていいですか へのレビュー

    評価:5.000 5.0
    早く落ちちゃえよ、新田ーっ!

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    『獣欲に恋して』『愛し』の、くれの又秋先生。

    ゲイビスカウトマンの己鹿島(表紙上。攻め)が、ノンケ警官の新田(表紙下。受け)に惚れ込み、恋に落とそうとする話です。

    まず、己鹿島がキツネ目なんですが、腹黒セクシーな感じがいい!
    人当たりの良さと超絶エロテクで、ノンケを落としてゲイビに出演させる、名スカウトマン兼名男優。

    だがしかし、本命ターゲットの新田には真剣にアプローチ。(警官の新田と付き合えるように、仕事を変えた程!)

    新田はがっしり体格で姿勢がよく、その癖童顔で敏感な体をしており、己鹿島のタイプど真ん中。
    マイナー作家の御子柴の愛読者で、それが切っ掛けで己鹿島の魔の手に引っ掛かり(笑)。

    エロは3話目で手、6話目で口…と、早くからヤってますが。
    熱くて濃い本番の15~17話の後は、24~25話のキス止まりなんですよ。
    (なのでエロ目の方は、前半にご注目です。)

    この15~17話のエロは、もー凄い。スゴい、としか言えません!
    熱いし濃いし、長丁場。あざーす、って感じです。

    でも自分としては、己鹿島が新田の魅力を数え上げながら、キスを繰り返す24~25話も、是非オススメしたい!新田、愛されてるな~。

    7話から登場する、己鹿島の幼なじみの御子柴、20話からの己鹿島の従兄・恵のキャラも面白く。
    (34話で恵は御子柴のマンションに居候しているのが描かれ、7話で新田が呟いていた愛犬グロムリン♀も出てきました(笑)。)

    だだ個人的には、19話~の当て馬・有馬のくだりが冗長に感じてしまい、少しもだもだですー。

    新田は、己鹿島と本の話をするのが楽しく「不信感はあるけど、嫌悪感はない」と、人間としては好きなんですよね…。
    だんだん独占欲を感じるようになったり(33話)、少しずつ特別な存在になっている様子。

    キスのシーンで己鹿島が最後に上げたのが「驚くくらい純真で、どこまでも真面目で、いつだって正直。僕にすら嘘がつけない優しい人。」なので、今のままの新田でいて欲しくて、己鹿島は無理を控えてるんでしょうか。(最初はグイグイ行ってたのにー。)

    早く落ちちゃえよ、新田ー!と思わずにいられません(笑)。

  6. 愛し へのレビュー

    評価:5.000 5.0
    君を嫌いになれる人がいたら、見てみたい。

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    『手中に落としていいですか』『獣欲に恋して』の、くれの又秋先生。

    今回は、偶然再会した中学の元同級生で、ヘテロの童貞大学生・翔真(表紙手前。攻め→受け)と、バイで人懐っこい芦田(表紙奥。受け→攻め)の、切なく温かい恋愛ストーリーです。

    ※以下、ネタばれです。ご注意ください。

    翔真は、行き倒れの芦田を拾って居候させたり、バーの客から芦田を庇ったり。
    天然かーと言いたくなる程、中学時代から世話焼きで素直で優しい。
    人に好かれる性格で、大学でも親しい友人たちもいて、警戒心のない無邪気な面も、真っ直ぐで可愛い。

    芦田は、無口で孤立していた中学時代と変わり、人懐こくてコミュ力の高い大人の雰囲気に。(その性的魅力に、翔真はドキドキしてしまう。)
    見た目も長身イケメンで、すっかりモテる男に。

    しかし愛情のない関係は嫌で恋人と一緒にいたい、と思うのに、「距離が近づくと離れたくなる」と別れを繰り返す、自己矛盾した恋愛を拗らせている。

    翔真は、同居する中で芦田に気持ちが傾斜していき、2度目の失恋で泣く芦田を、泣き止んで欲しい、いじらしい、放って置けない…と、芦田の衝動的な襲い受けの誘いに抗えず、流され攻めになる。(7話)

    芦田は失恋の人恋しさより、中学の頃のままの翔真が可愛くて好意が芽生え、衝動的に関係を持ったが、「距離が近づくと離れたく」なり、「次は翔真くんが下な。」とわざと突き放そうとする。

    が、芦田への恋を自覚した翔真は「やる。」と、リバで抱かれる。
    そして翔真は「好きだよ、芦田」と告白するが、「じゃあ付き合う?」と言う芦田に、俺しか好きじゃないから意味ない、と断る。(8~9話)
    でも頑張るよ…と、負け戦でも引けない、意識して欲しい、好きになって欲しい、と思う。

    あーもう、翔真が一途で健気で、堪りません!
    まだ自分の一方的な好きだから…と断るのも大人で、只のいい子ではなく、包容力の大きな男だったよー!
    7話辺りから、一気怒濤の勢いです。

    11話は芦田目線の、翔真への感情が描かれ。
    12話では、喧嘩の後の芦田の嫉妬に、ギュッときました~。
    そして13話、芦田の逡巡や不安が語られ、翔真が受けとめる。
    「俺、君を嫌いになれる人がいたら、見てみたい」と芦田の台詞と抱擁で、Fin.

    恋愛だけでなく、人間の成長ドラマとしても面白い作品でした。

    長文、失礼しました。

  7. 好きで満たして へのレビュー

    評価:5.000 5.0
    「何この、かわいい生き物…」by 桔平

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    『手中に落としていいですか』『獣欲に恋して』などの作品がある、くれの又秋先生。

    5話まで配信中、となっていますが、一段落ついて終わっているので、安心して読めると思います。
    …というか、たった5話で、くれの又秋先生の世界を堪能できる、これはオイシイ作品です!
    表紙の通り、絵は表情も体つきも丁寧で、実に色っぽく、見応えありました。

    ※以下、ネタばれです。ご注意ください。

    大学の同級生の桔平(表紙右。攻め)と、宗親(表紙左。受け)は、高校時代からの恋人。
    宗親からの恥ずかしそうな告白を、「何このかわいい生き物…」と思った桔平が受けて、付き合いだした経緯があり。

    しかし最近、桔平のスキンシップを、宗親が露骨に嫌がるようになり…。

    宗親は、寡黙で強面ですが、成績優秀で面倒見がいい性格で。
    桔平にだけ見せる、「…好き。」と言う時などの、照れて恥ずかしそうな表情は、もう可愛いしかない!

    一方の桔平は、普段おバカで、チャラっぽいんですが。
    宗親に嫌な思いをさせたと、謝る時は真剣に謝り。
    「お前を傷つけてんのに、笑うわけないだろ。」「俺にチャンスをくれ。」と迫るシーンは、堂々として男前だなー!とギャップにキュンときた。

    仲直りエロは4~5話に、しっかり、がっつり、長めにありました。ガチエロなので、熱いしエロい!
    桔平の少しSっ気のあるところや、宗親の蕩けたエロかわいい表情…。
    桔平も宗親も、大好きな気持ちが溢れるシーンは、ぜひ見て堪能していただきたいです!

    5話までなので、ストーリー自体はラブカップルの痴話喧嘩と単純なんですが、心情描写ややり取りの面白さは、さすがだと思いました。
    絵とエロの濃い魅力は、まさに「くれの又秋ワールド」でした。

  8. お前のほうがかわいいくせに へのレビュー

    評価:4.000 4.0
    やっぱり幼なじみの、攻めかぶり(笑)!

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    2021年2月現在、9話まで配信中で、まだ致してません 。(笑)

    表紙から、やったーガテン系のガチムチ受け! と思ったんですが…。
    幼なじみカップルあるあるの、攻めかぶりがこのストーリーのキモだったらしく、勝敗はまだついてません(笑)。

    おそらく、読んだ方のほとんどが、征二(表紙左のイケメン)が攻めで、一輝(表紙右のサメ歯くん)が受け!と思ってるのでは?
    自分もそう思います。(タグを見ても、それっぽい。)

    イケメンで優しく、一輝ラブでいっぱいの征二が、いちいち可愛い。
    スキップ出来ないとか、なにそれー。(思わず2度見、3度見しちゃったよー)

    そんな征二に、アホの子一輝も次第に絆されてきた感じですが、まだまだ…かなぁ。でも、一輝が先輩に男同士のやり方を相談したっぽいので、少しずつ状況は変化しつつあるようです。

    一輝も征二も、せっかくのいい身体なので、長めのイチャエロを期待してますー!

  9. 家族になろうよ へのレビュー

    評価:5.000 5.0
    カップルの愛情も、あゆへの愛情も、深い!

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    幼なじみで、高校以来のカップルである、千秋(表紙右。攻め)と和馬(表紙中央。受け)が、もう一人の幼なじみ・巴のシングルマザーの子育てを手助けする日々の物語です。

    和馬、千秋、巴の信頼関係が深いと思ったら、本当に兄弟同然に育った、単なる幼なじみよりも深い絆があったんですね。
    三人の関係性や、あゆ(表紙左)の父親の話が分かるにつれて、ストーリーがさらに心に沁みてきました。

    まだ赤ちゃんの頃は、目に隈を作って世話をする和馬と千秋。
    睡眠時間も赤ちゃん優先で、そこらの父親よりずっと育児をしていると思う!

    最初は同居もしてなくて、あゆの成長と共に2人の関係が深まっていくのも、読み返すと感慨深いです。

    優しく甘えたな千秋と、男気があって頼りになる和馬。
    性格の違う2人なので、育児する様子も見ていて楽しかったです。

    仕事の傍ら、家事も万能な和馬と、不器用な千秋ですが、お互いを尊重して思い遣りながら、子育てをしていくのが素敵でした。
    (ある意味、理想的な子育てカップル。)
    和馬がボタン付け出来るようになった、とか細やかな変化も、グッときました。

    そして、あゆが可愛い!でもって強い!
    友達から変なのーと、意地悪で言われた時も、
    「ママとパパとパパと一人多いの。いいでしょ!」と堂々と言える、スゴい幼児(笑)。

    また、千秋と和馬が、親をしながらもちゃんと仲がよく、ラブラブなのも読んでいてほっこり。
    大好きだし、エッチもするし(笑)。
    将来のことや入籍など、幸せな結末でした。

    千秋と和馬の高校時代の恋の話が『いつか恋になるまで』です。(スピンオフ)

  10. 歌舞伎町バッドトリップ へのレビュー

    評価:5.000 5.0
    理想的な、BDSMプレイの漫画かと。

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    個人的に、信頼関係のある相手とのSMプレイが好きなので、漫画でも暴力や過剰で一方的な支配を「SM」扱いするのを見ると、うーんそれって違うんじゃね?と常々疑問に思ってまして。

    (人それぞれ、エンタメに求めるものが違っていていい、という前提です。
    自分の受け止め方が正論だ、と言いたい訳ではありません。)

    この作品は、BDSMの脚注に「同意のもと、力関係を楽しむロールプレイの総称」とあり、暴力とSMの違いは「同意・合意」の有無だとはっきり示しているのが、いいなと思いました。

    Sのみずき(表紙奥。攻め)が、加虐性向と支配性向がありつつも、実際の行為ではそれをセーブしているのは、自制心があり相手(パートナー)を尊重できている証。

    Mになる徹(表紙手前。受け)が心を読める設定なので、Sのみずきの考えていること、実際の行為の相違がわかり、理想的なBDSMの漫画かと思いました。
    ノーマルだった徹も、みずきの考えがわかるので、一方的でなく同意のもとにプレイが進んでいきます。

    自分がSM好きなせいか、徹が人の心の声が読める設定は、このBDSMを描くためだったんじゃないかなーなんて、勝手に臆測。

    ってか、みずきの考える内容で、興奮して感じる徹は、立派な潜在的Mですよね?(笑)

    なので、他の所謂SM漫画とは趣が異なり、SMプレイが次々と…とはならないので、そちらがお好きな方はご注意を。
    ヤってますが、おそらく物足りないかもしれません。

    むしろ、あまりSMに縁がなかった方に、こういう世界なんだと知って貰いたく、オススメしたいと思います。

    また、作者さん(汀えいじ先生)の綺麗で妖艶な絵が、この作品世界にとてもよく合っていて、描写が丁寧でリアルでした。

    ちなみに、BDSMは
    B,Bondage(束縛。ボンデージ)
    D,Domination/Submission(支配/服従)又は
    D,Discipline(懲罰)
    S,加虐性向。M,被虐性向。
    だと思います。ご参考まで…

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