5.0
秀逸な心情描写…
通常、こういったテーマの作品はあまり読まないのですが…。この作品はどういう訳か惹き込まれてしまいました。それは一重に作者さんの丁寧な心情描写にあるのかな?と思います。
「この、描き方うまいなぁ〜」と感動した名場面!1つ目は新名とみちの水族館デート。みちが「私達って常にパートナーを挟んで相手を見てるのかな?」と言うシーン。新名とみちの間に水槽を描いて表現。このシーンはとても美しくて何度も見てしまいます。
次は社員旅行中、みちが新名のために入れたお茶が湯呑みから溢れ…「空っぽだった私の心が満たされていく」と、お茶の溢れた湯呑がクローズアップ!
くぅ!たまりません!!作者さん、ウマ過ぎです!
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