4.0
リアリティのあるSF
死人の脳の記憶を映像化する技術を使った捜査のお話。現在は現実的でないためSFではあるが、その前提がすんなり受け入れられる漫画に仕上がっているので、読みやすい。
時折入る作者の解説からも、リアリティを追求する姿勢がうかがえて良い。
その世界をありそうに思えることで、科学や倫理について考えさせられるところが良い。
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死人の脳の記憶を映像化する技術を使った捜査のお話。現在は現実的でないためSFではあるが、その前提がすんなり受け入れられる漫画に仕上がっているので、読みやすい。
時折入る作者の解説からも、リアリティを追求する姿勢がうかがえて良い。
その世界をありそうに思えることで、科学や倫理について考えさせられるところが良い。
序盤は、キャラクターがありがちな印象であまりインパクトがなかったものの、登場人物が出揃ってからは、関係性による面白さが出てきました。
スーパーマン的なメインキャラクターよりも、多勢のわき役が話を彩ります。
いよいよ謎解き段階になってくると、勢いが出て面白くなっていきます。
リボン誌で連載を読んでいたかつての250万乙女の四十路です。
ドロドロエログロなんでもござれになった今でも、初々しいもどかしいプラトニックラブ、鮮やかにはまりました。さすが作者の手腕ですね。
安易にセクシー描写多発する傾向の昨今、この清さは貴重で、尊い作品。
タイトルや表紙で、グロが苦手な方は引くかもしれないこの作品ですが、意外とハートフルなヒューマンドラマです。
設定上残酷シーンは入りますが、そこを描くよりドラマ重視の作品に思いますので、怖いもの見たさで手を出しても、満足されるのではないかな、と思います。
タイムトリップでバッドエンドを変えていく系のため、一気読み推奨漫画です。
微エロで残酷シーンはあり。絵柄のせいか印象はライト。
他にもこのようなテーマのものは読んできましたが、僕だけがいない街 やテセウスの船 よりは、ひぐらしのなく頃に(漫画版)に近い印象です。
ソープ嬢のお話なので、当然裸も出てきますが、仕事目線で描かれているため不思議といやらしくないです。
エロ目的の方は期待外れだと思いますが、女性には共感できる部分があり、面白いのではないでしょうか。
絵柄やキャラクターが良い意味で淡々としていてオシャレな雰囲気です。
かといって内容は適度に刺激的であり、エログロがないので爽やかにハマれるところ、人に勧めやすいところが良いですね。
オフィス勤務経験者には「あるあるw」という内容ではないでしょうか。
ビジネスマナーの範囲である程度大人しくせざるを得ない大人たちのやり取りが、静かに面白い。
オーソドックスながら先の気になるお話。
とにかく、素朴な絵柄も、登場人物も、かわいいので、応援したくなります。
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