レビュアーランキング 90359位 ？
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5.0
かどわかされる漫画なんて始めてみました。え？ええっ？とわけが分からないうちに淡々とストーリーが続き、気がついたらそんな重大なことが起きているなんて？！と渦中にいる。とても読みやすくストレスなくサクサク読める。壬氏とのやりとりの中で主人公マオマオはすごくいやそうな顔をする、後宮一の美男子なのに！心底嫌そうな心の声が漏れるところが笑いを誘う。そんなに邪険にするもんじゃないですよと、なだめたくなる。そんなマオマオも推理するときは顔つきが変わる、毒が関わるともっと変になる。そんなところが大好きです！
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5.0
継母にいじめられるシンデレラのよう、だけど周りには誰一人味方も仲間もいない、そんな孤独を味わった人間はこれほど卑屈になるのかと不憫でならない。人間不信になった美世の心を開かせることができるとは思えない婚約者は朴念仁、しっかりしてよと発破を掛けたくなる。それにしても異能の才能を持つものが登場する物語のはずなのに、かなり普通に話が進むことに我慢できず小説を読み始めました。そして小説を読んでいると漫画が見たくなる、原作と漫画が相互補完している作品は珍しいです。ライトノベルではない、一般の文庫コーナーにあるので探すときはご注意を。
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5.0
タイトル通り青島君はイジワルですね、相手を翻弄するところなんていけずぅと思わず言ってしまう。雪乃も雪乃だ。私ならあんなことされたら往復ビンタだ。でも恋愛から数年遠ざかるとギクシャクするものかもしれないな…とか、私もそんなふうに一歩引いてみてたら雪乃さんと青島君みたいな関係を築けたかもしれないな、なんてうらやましいやら嫉妬するやら、そうじゃないでしょーとか、読んでいるとごちゃごちゃな気持ちがあふれてきます。こんなに引き込まれる作品は久しぶりです。本当の意味で二人が彼と彼女の関係になれるように祈ってます。作者さん、よろしく頼みます！！頑張ってください。
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5.0
ブラウザを立ち上げるたびに出てくるバナーに負けとうとう登録してしまいました。「社内探偵」面白いです！ネタバレになるので詳しくは書けませんが、一般的な勧善懲悪の設定でなく、こんなところに伏兵が？というシーンもあっていい意味で裏切られてオチが予測できないところはさすが。また悪者は処分されたらおしまいという一般的なストーリーではなく、しぶとく生き抜く生命力がある。掘っても掘っても底が見えない現代の闇を浮き彫りにしているところがちょっと怖いかも。可愛いキャラやかっこいいキャラが目の保養になります。
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4.0
他のレビューにもありましたが元お嬢様とは思えないヒロインの言葉遣いには、私もちょっと残念でした。もしかしたら没落貴族だけど気の強さやサバサバした性格で乗り切ってきたことを示したいのかもしれないけど、気の強さが中途半端だから歪んだ人物像になっています、本当に気が強いなら責任感も強いはず、内なる声が諦めにしかならないのは気の強さを否定していると同じです。
そして男女７歳にして席を同じゅうせずと言われていた時代に異性と言葉を交わすことができるお茶屋というのは今でいうキャバクラ並みの店での勤務。まだまだ世間の目が厳しい時代に、まして女性が働いているなんてお労しやと泣き崩れる従者もいず、子爵だとはいえただの男の子にしか見えないのに強引な台詞も陳腐、このように感じるのは時代考証や人物描写が不足しているんだろうなと思いました。やっぱり世界観を描くのは大切。
とはいうものの子爵のツンデレが可愛いです。な、なにどうした？！という感じでついつい引き込まれます。長年抱いてきた思いが叶えられるかもしれないとき人間は有頂天になったり、いや自分なんか…と一喜一憂するものです。そんなシーンをいっぱい見て、登場人物と一緒にワクワクそわそわドキドキしたいなと思いました。今後の展開に期待します。
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