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目を逸らしてはいけない
友だちを虐待から救えなかった贖罪のように、同じように虐待を受けている子どもたちを救おうとしますが、時に法に抵触ギリギリだったり、つっぱしりすぎだったりします。
でも、このくらいの熱意をもってこの仕事に臨んでいる方がどのくらいいるのかと思うと、ある意味理想的で「本当にいてほしい」と思わせます。
描かれる虐待は理解できないものばかりで凄惨ですが、こういう親もたしかに存在するので、その事実から目を逸らさないようにしなければいけないという戒めを自身に課しながら読みました。
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