5.0
かっこいい
主人公の数奇で過酷な運命、困難な人生。しかしそれに立ち向かう主人公が放つ、王の器たる輝き。とにかくかっこいい。そして支える人々の、英雄にはなり得ないものの尊い精神が胸を打つ。
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主人公の数奇で過酷な運命、困難な人生。しかしそれに立ち向かう主人公が放つ、王の器たる輝き。とにかくかっこいい。そして支える人々の、英雄にはなり得ないものの尊い精神が胸を打つ。
正直ワインがそれほど好きではなく、ナルシスティックな登場人物などは、ワインが好きな自分が好きなのね、と引いてしまったりもしましたが、日本人にとっては知らないことばかりのワインの常識が散りばめられていて、勉強にはなりました。
ビアズリーの挿絵を初めて見たとき、ああこれは魔夜峰央だ、と思ったものです。実際にはもちろん魔夜峰央がビアズリーの影響をうけているのだけれど。いつ読んでも黒と白で表された美意識が眩しいです。
なんのかんの、5年に一度くらいどこかで目にして読んでしまっている気がする。意外と人情に厚く実は対して儲かっていないのではないかという味沢さん。この漫画を読んでから、便秘に気をつけるようになりました。
結局、人が成長するためには、苦労したり多少は痛い目に遭わないといけないんだなあと思わされた。ただ単に技術として他者を斬り伏せることができることと、人として強いことはイコールではないのだなと。
京と山田くん、アキラと結城さん、BLの要素がありそうでなさそうで、ミステリーがあってジェンダーレスな愛があって。いかにもあの頃の花とゆめという雑誌の空気を感じさせる、とても好きな作品。
大公殿下の造形が好みです。溺愛してそうなのにほんと不器用、でも肝心なところはしっかり活躍するという...読んでいくうちにいつの間にか殿下の声が梅原裕一郎さんで再生されてます。
誰しも、あの分岐点に戻って違う道を選択できたなら、と考えたことはあると思う。そんな夢のようなチャンスを手に入れた主人公の、欲をなくして客観視できる余裕をもった、2度目の人生の物語。身につまされます。
中学生で数学につまずいたものとしては、大学に入るまでは順調だったならもうそれでいいじゃんと思ったりもするけれど、大人になってからの挫折ってなかなか復活しがたいのを身をもって知るので主人公をついつい応援してしまう。
他人の嘘が分かってしまうという力、便利なような気がするけれど、実際持ってしまうとこんなに大変なんだなあと思わされた。嘘にも色々な種類があるから、これからの展開が楽しみです。
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