4.0
たった一度の情事でも
お互いが忘れた頃に、卒業のダスティンホフマンの様に現れるヒーロー。結婚式をやめさせると言う暴挙に出るのに、自分の気持ちをも分からず、迷走する姿が可愛くて、2人がどうなるのか引き込まれていきます。絵もストーリー展開も上手で、ハーレクインらしい素敵な作品です。
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お互いが忘れた頃に、卒業のダスティンホフマンの様に現れるヒーロー。結婚式をやめさせると言う暴挙に出るのに、自分の気持ちをも分からず、迷走する姿が可愛くて、2人がどうなるのか引き込まれていきます。絵もストーリー展開も上手で、ハーレクインらしい素敵な作品です。
不安な事故で、時の流れが止まってしまっているのかと思うような、美しい主人公のシンデレラストーリー。初恋が叶うと言う甘酸っぱさと、素直になれないキャラが可愛くて、ついつい応援したくなります。
素敵な時間と思い出も、たった一言の失言で全てを台無しにしてしまう。言葉の威力は偉大で、それに振り回されるヒロイン。信頼回復する為に必死に動くヒーローが微笑ましい作品です。
7年もの間、夫に恋し続けて、そして手に入れようとする妻。浮名を流していても変わらずに愛し続ける懐の深さと、その愛情の深さに、人間としての器の大きさを感じ、応援したくなります。魅力ある女性なのに、気付いてない旦那様。彼を騙してる所に痛快さを感じるのは、私だけではないでしょう。
話の展開としては、下手なハーレークイン物ですが、絵が綺麗で設定は面白いと思います。ジプシーの女性と、イケメンでちょっぴり嫉妬深いヒーローが、当たり前のように気持ちがすれ違い、中身が解る安心感に、読み進めると微笑ましくなります。
ストーリーがしっかりしているので、読み応えがあり、最初から全てを持っているヒロインの掌で転がされるヒーロー。それが小気味の良い程、テンポ良く進んでいくので、読んでいて痛快な程です。ラブストーリーとしては濃厚ではありませんが、読み終わると幸せで明るい気持ちになります。
人の事を妬んだり、羨ましがったりしていると、しっぺ返しを喰らうんだって思わせてくれるストーリーです。羨ましい=恨めしいと言う事。妬み=今の自分はそれを持って無いと言ってる様なもの。現実の自分を幸せに出来るのは、自分だけ。自分で自分を可愛そうがっていたら、負のスパイラルから抜けられるはずはありません。置かれた場所で幸せを感じられる人間になりたいものです。
まず、設定が面白い!
札幌、スープカレー屋、ラジオ局、怪しい店長、不真面目な店員たち、話の展開もありそうで無かったマスコミ系。その設定で面白くならない訳が無い。この話のテンポや、クソみたいに口の悪い女って、どこかに居そうな身近さ。これがビールとマッチするってところだ〜。プハァって飲みながら、ラジオを聴いてる気分になる漫画。
イケメンに囲まれて暮らすことになる、引きこもりの十和子。それだけでも羨ましすぎるのに、乙女が胸キュンのセリフ、展開、シチュエーションがてんこ盛りで、雪崩のように「これでもか、これでもか」と押し寄せて来るのに、キャーって悶えまくりの漫画です。
読み始めたら止まらなくなるほど、ハマってしまいます。連載当初が昭和の中盤イメージなので、貧乏な暮らしが神田川みたいな感じもツボです。そして、読み進めるうちに話が現代的に変化していく所と、敵キャラかと思っていた男性に心を惹かれて…北島マヤが成長していく様は見ていて応援したくなります。
昭和のスポ根に通ずる様な熱さと、芝居にかける情熱と…自分を振り返ってみて、こんなに何かに対して一途に思い続けられたら、一流の何かになれたんじゃ無いかと思わせてくれる啓蒙書としてもオススメです。
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