4.0
不思議な感覚
この画風、上手なのかそうでないのか私には判断出来ないのですが、なんというか、すべてのコマから死が匂ってくるような、動きのないマネキン人形たちを見ているような不思議な感覚です。
表紙の赤、黒、白の色使いも強烈
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この画風、上手なのかそうでないのか私には判断出来ないのですが、なんというか、すべてのコマから死が匂ってくるような、動きのないマネキン人形たちを見ているような不思議な感覚です。
表紙の赤、黒、白の色使いも強烈
父と子二組の話ですが、周りの人々のほとんどが偏見と拒絶から入っています。
もろに冤罪のチカンに仕立てたりして、悪意そのものです。
そのような中で生きていかねばならない親子たちが、つたない料理で絆を作り上げていきます。
ジャンルとしては「心理戦」なのだろうと思う。
誤解と深読みと勘違いとで進んでいくストーリーは、時に煩わしくギミックに過ぎる印象もあるが、そこには相手を思いやる愛が確かに存在している。
超オススメの秀作。
この手のジャンルが流行ってますねえ
その中で差別化を図らないといけないのでしょうが、原作があってこのテキトーな展開では厳しかろうと思います。
ダンジョンを発展させていく過程がカンタン過ぎて拍子抜けです。
主人公が最初から完成しているから共感もしない。
自分の高校の時とか、上っ面の付き合いだけだったなあ と思ったりしますが、それでも、あの頃からの友人だっているのも事実。
演出としては、イジメの主犯だった女の子の使い方が上手です。
なんかこれ好きですねえ。
「ありです」
という答え方にいかにも若さの傲慢なところが出ていて、リアルでした。
爆弾で脅してクラスメイトにお互いの暴露をさせる場面、裏切りをさせられたりネットで全裸をさらされたりするくらいなら、いっそ爆破して死んでやろうと思う者が一人もいないというのは、どうだろうか?
私自身は腹が立って襲って爆破を誘う気がする。
つらくて先が読めないです。
それなりの結末があって最後を確かめた方が良いのでしょうが、今のところどこにも救いのない絶望的なストーリーで、なんでこれを読まねばならぬのか という気持ちの方が強い。
両津勘吉を昭和の警察官とするならば、平成というのはこういう時代だったのかもしれないなあ と思います。
間もなく次の時代が始まる訳ですが、お先真っ暗って感じですよね、コレ。
ないと厳しいですねえ
引きこもりのオタクが金属加工の経験を得たら銃器が作れる というのは納得出来なくもないのですが、すんなりと正義や平和のためには使えないと思いますね
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