5.0
本音が溢れています
この漫画はおもしろい
笑いのツボが、なんというかニッチなんですよね。なので、それがハマった人にはたまらないんだと思います。
とかく批判されがちの公務員ですが、人知れず報われない業務、任務を続けているのだなあと考えさせられます。
そして、ガチガチのお役所仕事なだけに、その中で人情がキラリと輝き泣かされる場面もあります。
あと、女性の描きかたが艶っぽい。
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レビュアーランキング 18118位 ?
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この漫画はおもしろい
笑いのツボが、なんというかニッチなんですよね。なので、それがハマった人にはたまらないんだと思います。
とかく批判されがちの公務員ですが、人知れず報われない業務、任務を続けているのだなあと考えさせられます。
そして、ガチガチのお役所仕事なだけに、その中で人情がキラリと輝き泣かされる場面もあります。
あと、女性の描きかたが艶っぽい。
何かというと本棚を倒すのは、どうなんだろう?
まあそこが狂気の沙汰なのでしょうが、そこらへんを自分がされたらどう思うかという想像力すらなく激情に身を任せていてはとても小説が書けるとは思えません。
天才 の表現がこれではなあ..
編集者も、自分の担当の作家の部屋で子どもとケンカしてぐちゃぐちゃにして只では済まないなあ現実では。
ゴハンものの作品の中では主人公の置かれている状況が特殊なのですが、出てくる料理がよく知る庶民的なものであるあたりにリアリティを感じます。
きらびやかに思える世界の裏には、当然ながら地味な笑いと涙があり、そこにスポットが当たる事によってあたたかな日常が描かれていますね。
とても丁寧に伏線が張られそれが回収されていて、行き当たりばったりでないキチンとした読み物として完成しているように思います。
漫画作品は勢いだけで持っていってストーリーが迷走や破綻している事が多いですが、この作品には中編小説にも似た充実の読後感がありました。
是非作者の別の作品も読んでみたいです。
いや~コレ最高です。
そして、いろいろ思い当たる...
すごい馬鹿な彼氏がホントに馬鹿で、彼女の方は漫画のネタ的にこのままズルズル付き合わざるをえないのかなあ と気の毒でしたが、別れちゃいましたねえ。
元ヤンキー円さん推しです。
お酒御一緒してダメ出しされたい。
このヒトの描く女性は皆、なんていうかヒリヒリするというか動物的、本能的に生きていて、読んでいていたたまれなくなったりもするのですが、何故かまた読んじゃうんだよなあ。
そして、読後に得たいの知れないエネルギーが湧いてきたりします。
読ませる作品です。
私こういうの苦手なはずなのですが、これは繰返し読んでしまいます。
そして、読み返すほどに理解が進むんだよなあ。私には一回ではちょっと難しくもありました。
そして、内容そのものも同じ一日の繰返しで、その中でだんだんと深みだけが増してゆきます。
人生やり直しても意味がないんだろうなあ ということです。
死をもって過去に戻るというようなのは手前勝手なのでしょうね。
また、自分だけが我慢すればいい というのがいかに浅はかな考えか、思い知らされたような気がします。
ああー知ってる知ってるというメニューばかりですので、その組み合わせなどにいかにもオイシソウだというのが容易に伝わってきます。
私は地方住まいでクルマ社会のため、仕事帰りに駅の近くでちょいと一杯 というシチュエーションがいかにも楽しそうで憧れます。
独り呑みだというのがまたイイ
オノナツメいいですよね~!
すべてのコマが、いちいちキマっていてしびれます。
このガチャピンみたいな目に弱いんだよなあ。
登場人物それぞれがイイ味を出していて、この雰囲気の中で思い切りダンディズムを気取ってみたいよなあ と憧れてしまいます。
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