4.0
大正時代のシンデレラストーリー
8話まで読みました。
大正時代。
この時代では進歩的な考えの女給蘭子(元お嬢様の庶民)が、子爵の家柄の蝶名橋耀一郎に求婚される、シンデレラストーリー的な話です。
まず、絵がとてもきれいです。
登場人物のキャラクターも個性的でいいなと思いました。
結婚して家に入ることより外で働くことをよしとしている蘭子は、サッパリしていて好感が持てます。
一見、無愛想・不機嫌そうに見える耀一郎は、子どもの頃から蘭子を思い続けている一途な男性です。今後、蘭子に不器用ながらどのようにアプローチしていくのか、楽しみです。年下ですが、ちょっと強引なところもよいです。
タイトルは嫁入りのススメですので、結婚に対して後ろ向き且つ仕事をしたい蘭子が、今後どんなふうに変化していくのか。蘭子が仕事をしたいという思いを、耀一郎や蝶名橋家の人たちがどう受け入れるのか、受け入れないのか。今後の展開も楽しみです。
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