4.0
7〜8話。子供の時の思い出。真相。
世界の終わりにを読みました。
7〜8話。ネタバレ感想ご注意ください。
主人公の澤口(25)は、サラリーマン。毎日残業。彼女なし。
ある日帰宅した時、マンションの部屋の扉の前に女がいました。
女は、小6の時に仲の良かった、星谷紗帆。
中学で紗帆は私立に行ったから離れ離れ。
「よくここがわかったね。」
「あの時、連絡先もらったから。」
澤口は、ドキドキしながらアプローチします。彼女は泊まる事になりました。
もちろん別々に就寝。間接照明がないので、プラネタリウムをつけました。
彼女は澤口に「星好きなんだ」
小6の時、1999年7月、恐怖の大王を見るため、紗帆から誘って夏休み毎日夜空を見てました。
翌日、彼女と買い物へ。
「25歳になる澤口君に会いたかった」
澤口は告白します。
少し沈黙がありましたが、「私の事。星谷紗帆の事忘れないでね。」
そしてキス。日をまたぎ澤口は25歳に。一夜を明かしますが、朝には紗帆は居なくて、、
メールが入ってました。嫌われてはなさそう。
連絡しますが返信なし。
澤口は思いきって同窓生に連絡しますが、星谷紗帆は3年前に死んでました。
澤口は有休を取り故郷へ。
カフェに店員の星谷がいて、相手も気づき、抱擁しますが、
紗帆の妹の花帆でした。
澤口と花帆はお互いに謝ります。
子供の時、澤口君が好きだった花帆。
お姉ちゃんの姿借りてズルいね。
ズルくていいよ。
、、、紗帆じゃないならなぜ手紙の事知ってんだ?
25歳の澤口君に会いたいと手紙を書いたのは、花帆でした。
夜空は花帆も一緒に見てたのです。
澤口は紗帆に謝り、背中が軽くなった気がしました。ありがとな。
澤口と花帆はつきあいそうです。
おわり。
感想。過去の記憶は結構あいまいで、手紙を書いてたのは、幼い花帆でした。
紗帆との良き思い出。死んだと聞いた時のショック。じゃああれは誰だ?
そこからの澤口の行動は早かった。
不器用だけど、そこが良かったんじゃないですか。
安心出来そうな雰囲気だったから、花帆も部屋に入った訳で。
恋愛のきっかけは、突然ですね。
不思議な出来事だったけど結果良ければそれで良し。
お二人お幸せに。
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