4.0
ツッコミどころは多い
完結おめでとうございます。
たくさんの無料をありがとうございました。
最後まで読むことが出来ましたがやっぱりツッコミどころは多い。
師匠が稀代の名医とはいえ実学は半年間とあとは書物で学んだだけ。
性悪叔母とその娘の企みを阻止するうちに皇位継承にまつわる陰謀に巻き込まれることになるとは、ちょっと驚きました。
九卿が宮廷医師になってからはストレス展開が多く、その割に解決策に違和感がある。
横暴皇女が他国に嫁ぎたくなくて皇太后を毒殺して九卿が犯人にされたけど免死金牌を持ってるから死罪にはならないとか、皇族暗殺は重罪じゃないの?
宮廷の侍医は大勢いるのに師匠が再び出てくるまで毒物の特定すら出来てないとか情けなくない?
濡れ衣とはいえ雑だなと。
皇帝も林越将軍から軍事権を剥奪したくせに皇女が馬鹿なせいで他国に攻められると林越を頼るとか行き当たりばったり。
第4皇子もそんなに執着するなら顔卿を側室にでも迎えればいいのに林越と婚約してたとはいえ仲睦まじいわけでもなく、顔卿の両親も出てこないし、話し合いで解決できそうなのに
林越を殺そうとするし、この人も行き当たりばったりなところが多い。
九卿が林大将軍を治療するとおもってたのに、結局師匠が治すんだ?
それならもっと早く治療してあげてもいいのでは。
第4皇子以外のほかの皇子やその子ども達はどうしてたのか、よくわからないままで
最後の方は1話1話が短くもどかしいです。
九卿と林越も割りとどうでもよくなってきてたけどお母様の幸せを見届けたくて最後までほぼ意地で読みました。
最初の敵だった性悪叔母とその娘はそれぞれ下女のような扱いを受けていて
叔母は自業自得としてもせめて彭家の坊っちゃんは自分で惚れて選んだ女だろうに守ってやれよ、なに九卿に会いに来てるの、情けない。
屑父も落ちぶれて今更図々しくもお母様にすり寄って来ようとしてピシャリと撥ね付けられてスッキリ。こいつが一番嫌いだった。
お母様は屑なあんたよりもっといい人と幸せになります。ほんとに良かった。
物語としては★3
完結とお母様の幸せに+★1
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