2.0
わからないでもないけど
使えない夫を捨てたい気持ちはわかるけど。
その気持ちを押し殺して笑顔で家事を続けて、「大変なのよ、察してよ!」は、無理ゲーじゃない?
産後のガルガル期は「ホルモンの関係で仕方ない」っていうのに、共感能力の低い夫のことを「男性は女性とは脳の機能が違う」とは認められない。ていうこ、女の私でも察せられんわ。
言わないとわかんないよ、他人なんだから。
他人は他人でも、一生の伴侶と決めた他人だよ。
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使えない夫を捨てたい気持ちはわかるけど。
その気持ちを押し殺して笑顔で家事を続けて、「大変なのよ、察してよ!」は、無理ゲーじゃない?
産後のガルガル期は「ホルモンの関係で仕方ない」っていうのに、共感能力の低い夫のことを「男性は女性とは脳の機能が違う」とは認められない。ていうこ、女の私でも察せられんわ。
言わないとわかんないよ、他人なんだから。
他人は他人でも、一生の伴侶と決めた他人だよ。
ストーリーだけでなく、絵のタッチもかなり好きです。伏せたまつ毛のあの分厚い感じとか。
表題作もいいのですが、一番好きなのは長い三つ編みの女の子のお話。過干渉気味の母親、それを突き放せないヒロイン。それでも自立を予感させた矢先の、突然の別れ。切なくなると同時に、ヒロインを支えてくれる存在がいることにホッとし、温かい読後感を味わえました。
朝食はあくまでとっかかりで、若い女性のあるあるを描いているのかなという感じ。
うーん、他の人も言ってるけど、母親の作ったテーブルいっぱいの朝食が原点の割には、全然料理しないのね、というツッコミはある。
「おいし〜」と食レポするような特別な朝ごはんじゃなくても、買ってきたコンビニのパンでも、毎朝テーブルについて落ち着いて食事をする「朝ごはんの時間」を、大切にしたいかな。
ファンタジーでよくある、「寒村の住人ですら身綺麗にしている」ということがなく、思わずゾッとしちゃうくらいボロボロの人々を描いていたりします。もちろん、興味深くて美しい日本文化もたくさん。主人公のイザベラにすごく共感できます。現代社会を生きる私たちもまた、異国人イザベラと共に不思議な国を旅することができる物語です。
正社員でフルタイムで仕事しながら、子供二人を育ててるので、妻の言い分はもちろん、夫の言い分もわかる。「昼間なにしてたの?」って、言いたくなる気持ちわかる。「私だって大変なんだから、手伝ってよ!」って叫ぶ気持ちわかる。
なので正直、読むのしんどい。
ただ、夫のあの高圧的な態度はないな。
夫は外で仕事、妻は家で家事を、それぞれ完璧にこなせというのなら、お互いがそれぞれの仕事を心地よく全うできるように、互いに褒め合えばいいのに、と常々思っています。
谷川先生の作品に共通することですが、とにかく優しく柔らかい作品。
一話目のヒロインとか、万人に共感できる魅力があるわけでもないと思うんですよね。だけど、この夫婦二人の間で一つの世界が完結しているというか、これが彼らの形なんだなとスタンと納得できるものがあって、優しい絵のタッチと相まって、とても素敵な作品に仕上がっていると思います。
白川さんの強メンタル、自分を前向きにするおまじないの数々。参考にしたいと思うことが多く、読んでて元気になる漫画。
ただ、一番面白いのは一巻で、なんだか段々白川さんの「強さ」が、鼻につくように感じてしまい……彼女を妬む意地悪女子の方に共感できちゃったりします。
こんな感想、白川さんは笑って受け流しちゃうんでしょうけどね。
大好きな今日マチ子さんの作品。
主人公は子供時代に帰りたいと願うけど、子供だったから毎日幸せだったわけではないし、大人の今だから毎日つまらないわけでもない。年に関係なく、どんな人でも、どんな環境でもそれは同じ。
そんなことを当たり前のことを、思い出させてくれるおはなしです。
谷川先生のデビュー作、世界観も絵のタッチも、とにかくもう「好き」の一言。
歳の離れた兄への恋心。抑えるつもりがつい漏れ出てしまう、それがわかっているのかいないのか、いつもうまく掠める兄。
谷川先生は同じテーマでいくつか作品を描かれていますね。思い入れのあるテーマなのかなと思います。
痛快ホームコメディ! ではあるんだけど、冷静に考えてみるとアーニャが可哀想すぎる。心が読めるという特殊能力ゆえに、周りに痛いほど気を使い捨てられるのを恐れて……
というところに気づいてしまうと胸が痛くて読むのが辛くなるので、素直に物語を楽しむのが正解なんだと思います。
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