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ゼルイネ王女
これまでもそしてこれからも直向きに生きようと今の自分に出来得ることを精一杯に成そうとする決意、それに違わぬ勇気と行動と命の危機に晒されても自身を鼓舞して立ち向かう姿に心を打たれます。
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これまでもそしてこれからも直向きに生きようと今の自分に出来得ることを精一杯に成そうとする決意、それに違わぬ勇気と行動と命の危機に晒されても自身を鼓舞して立ち向かう姿に心を打たれます。
精神医療について知るきっかけとして、患者さんや医師や周囲の人たちに関わる環境や問題や原因など様々な事象を知り理解を広げ気づきなどを促す意味で読むには良いと思います。弱井先生の様な医師(あるいは同じ様な対応をする病院やクリニック)が多くはないのも現実の一つです。理想だけでは医療が成り立たないと解かっていますが、その事実が殊に精神疾患においては非常に重く圧し掛かり影響を受けやすいと痛感しています。
初め一瞬躊躇しましたが読んでみました。開いて良かったです。(^‐^) 1話目から確りハートを掴まれました。悪役令嬢の話でも設定が新鮮です。セレスティーヌと夫となった宰相ふたりの人柄に魅力がありクスッとしながら読めます。からっとした嫌味のない設定が気持ちを重くさせないところも好いです。これからの二人の活躍に胸が躍ってしまうような感じです。
何か複雑な裏事情や思惑があるのかもしれませんが、ずっと放任していたハディウスが突然態度を変えて尤もなこと(ex.家族のこと考えろ..)をエミリアに指摘してもどの口が言うのか、とモヤモヤしてしまいます。エミリアが好意的に受け取れない心境は解かります。彼の目的の為の手段の内なのだろうとハディウスもエミリアを想い守る行動なのだと言い聞かせながら読んでいます。エミリアも彼女の家族も幸せになりますように。
誰かを頼ったり信じたり出来ない環境の中、その聡明さで自身の立場を守ってきたロザリン。その努力も報われることなく且つ父親の名誉欲の為に王家に嫁がされ…。お互いに戸惑いながらも最後には単なる王太子妃・王太子の関係ではなく、夫となったロビエンと信頼し助け合い真の愛情を育める関係になって幸せになりますように。
義母姉や夫たちの蔑視惨忍さを決して容認はしませんが、実娘を実母も顧みない親であり子であり主であり諸悪の根源である父親の暗愚さ(実情を判っていて放置しているのなら極めて悪辣)に憤りを覚えます。妻が亡くなり一年で再婚した事その相手の為人を見るに... ストーリーが画力を補っていると感じました。続きを読んでみようと思います。
主人公カナリアの第一皇子セザールに対する年下扱いの言動が初めの頃なら仕方ないのかと思いました。それは未だに変わらずセザールの言葉や対応を軽んじる傾向も然り。セザールの真剣な想いを考えると…。カナリア(事情思惑があるにしても)に益々共感し難くなるばかりで幸せな結末を応援したいのですが少し複雑な気持ちが紛れ込みます。
ビアンカが回帰してから変わろうと地道に努力して城の人たち領民たち実家の家族や王家そして夫ザカリーと共に愛と信頼と皆が互いに尊重する関係を築き上げ、「商売」が「人(各々)の心の成長」へと昇華された佳編だと思います。
朱雀編(アニメ)を観た時から玄武の巫女と七星士のエピソードが印象に残っていました。玄武開伝を読むことができて嬉しい限りです。
始まりは心配な気持ちで読み始めましたが回を追うごとにその不安もなくなり二人がこれからどんな人生を共に生きてゆくのかオークの樹の下で皆が幸せになることを願いながら読んでいきます。
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