5.0
サレ妻ものとしては秀逸
ゲームに没頭している夫が、同じゲーム仲間の女性と不倫していた。しかも娘の名前をアカウント名にして。という所謂サレ妻ものではあるが、主人公である女性がとにかく行動的で迷いがない。よくある延々と続く悲嘆に暮れる部分があっさりしていて、不倫を知った時から離婚成立、財産分与まで、ほぼ主体的に動き尊敬の念も湧くほど。こんな賢い女性が何故こんな夫を選んだのか疑問に思うほど。
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ゲームに没頭している夫が、同じゲーム仲間の女性と不倫していた。しかも娘の名前をアカウント名にして。という所謂サレ妻ものではあるが、主人公である女性がとにかく行動的で迷いがない。よくある延々と続く悲嘆に暮れる部分があっさりしていて、不倫を知った時から離婚成立、財産分与まで、ほぼ主体的に動き尊敬の念も湧くほど。こんな賢い女性が何故こんな夫を選んだのか疑問に思うほど。
高校生のひろきは、明るくて友達も多い男の子。最近自分がゲイであることを自覚し親友に恋しはじめている。ひろきのお母さんはなんとなく気がついているが口には出さず見守っている。テーマ自体はけっこう深刻なのだが、1話1話が短いエピソードで、雰囲気もホンワカしている。お母さんのスタンスが素晴らしい。どこにでもありそうな、これからの時代には大切な問題だと思う。
随分前になりますが、コーラスでキャリアウーマンものの漫画を連載していた時に広田奈津美先生の大ファンでした。お名前で検索したのですが、現在は医療ものを書かれているのですね。「おうちで死にたい」は、訪問看護師の花と先輩の馬渕さんが担当されるケースを丁寧に描くことによって、自宅での医療、治療とお金、看取り、病人を介護する家族の問題を描き出します。それぞれがとても勉強になる話ばかり。人が亡くなる話なので明るい気持ちにはなれないけれど、心にじんわりと染みてくるような漫画です。
25歳の女性が自立のために納棺師の仕事に興味を持ち、先輩に色々と教わり数々の現場をこなして成長していくお話。劇画調ではなく軽いギャグタッチの絵柄なので親しみやすく、主人公もご遺体に抵抗なく仕事に真摯に取り組んでいくので好感が持てる。ご遺族も現場によって色々で、家族の死についても考えさせられる。
ずっと読んでいますが、最近は辛くなりました。最初のつまづきは、転校先で趣味が漫画を描くのが好きだと言ったらオタクだと思われたこと。運悪く問題児のような子ばかりと出会い、その後はなんとかグループに入れたものの気が合わないのに我慢して我慢して付き合う羽目に。
主人公は、家庭でも母親がうつ病を患っている環境で暮らしているので逃げ場がない。
長く読んでいるが、いっこうに明るい兆しが無くて、ギリギリのところで持ち堪えている女の子が可哀想で見ていられない。これ以上同じ状況なら読むのをやめようかとさえ思う。
別サイトで途中まで読み、課金して最後まで読みました。作者さんの夢への道のりはまだ終わってないのでハッピーエンドではありませんでしたが、よくぞここまで頑張ったと僭越ですが褒めてあげたい気持ちになりました。貧困だけでなくご本人も人とのコミュニケーションが苦手な方のようで色々なご苦労があったようですが、漫画やデザインが好きというその気持ちで前向きになれたのだと思います。職業訓練校など、あまり知られていない就職への道も紹介されており同じ悩みを持つ方への良いアドバイスになると思います。
ある理由で突然変異の子ども達がたくさん生まれる。特殊な才能を持つ子どもたちは、世界の脅威となり、集められ監視される運命に。そんな設定のSF漫画。母によって逃がされた姉と弟の逃亡がストーリー。なんといっても主人公のまりもの能力。人にこの子を助けてやりたいと思わせる能力のせいで、今まで人助けなど縁のなかった人達が一生懸命にまりもを救おうとする。出会う人達にもドラマがあり、奥が深い漫画です。
小学生のお子さんをお待ちの方で不登校に悩む方も多いと思います。この本は先生に殴られたことがきっかけで学校に行かなくなった男の子が成長して自ら漫画化した一つの実例です。この人は今、自らの体験といかにして立ち直ったかを全国に講演する活動もしています。ただ私は個人的には、このかたはかなり特殊な例ではないかと思うんです。絵の才能があり有名な鳥山先生に励まされたことや学校の友達とは比較的良好な関係を持てていたこと。名古屋なので週末はモーニングを外で食べていて、そこで友人と会えていたことなど、特殊な地域性もかなりあると思いました。
50歳のゆりあのもとに、ある日突然クモ膜下出血で倒れたと連絡が。病院に駆けつけると、倒れたのは渋谷のホテル、通報してくれたのは若い男性とわかる。ところが彼は旦那の恋人だった…。そんな始まりから、あれよあれよの間に、その彼をも巻き込んだ介護生活が始まる。もう一組の旦那の家族も現れて、妻の心労はますます増えるのだが、この家族も同居することになる。
ありえない話なのだが、ゆりあさんの男気?で全員面倒を見る羽目になっていくのが、なんとも頼もしい。その後にゆりあさん自身の恋も始まり、なんとも賑やかなストーリーです。
作者の子供時代の実話で、寝たきりのおじいちゃんと認知症になったおばあちゃんの二人を家庭で介護する壮絶な数年間を面白おかしく描いている。タイトルの介護小学生は作者の事だが、当然ながら中心になって介護しているのは嫁である作者のお母さんである。息子であるお父さんは全く役に立たず、作者はお母さんのサブとして、小学生ながら放課後は家に直行して手伝っている。その健気さが偉い!そして何よりお母さんが素敵。こんな大変な環境でも工夫して家族を守っている。古い上履きをリメイクして可愛い靴にしてしまうエピソードにほっこりした。
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