5.0
不倫を肯定してるとは思えない
過去があっての現在はあたりまえ。過去を苦しんでるならそこから抜け出すために必要な過程と私には思える話でした。
私も不倫や二股には嫌悪感強い人間ですが、友人が不倫をしてれば全力阻止はかるけど、そこから抜け出して尚、汚点と苦しんでるなら心をはらしてあげたいと想うし、この彼の感じとは異なるけど本当を探すために過去を乗り越える言葉はだしますね。
自分でわかって、汚点とわかって、尚、会いに来るようなバカ元に二度と会わないと言える女は私には凄いとおもえます。不倫のアリバイもしっかり断れてるし、ヒロインの頑張りは認めたい。
汚点を汚点と見つめながらの、ただ好きだったとか人を愛せた点を抱き締めるくらいは御都合主義とも不倫肯定とも思いません。
レビュー読んでから読んだので、色々考えさせられる作品でしたが、尾崎さんらしい捉え方でいい!と感じました。
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