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1 - 5件目/全5件

  1. 評価:4.000 4.0

    ほのぼの猫物語という訳ではなく

    序盤読んでの感想です。

    皆さんのレビューに「ねこ可愛い」があまりに多かったので書いておきますと…ふわふわ可愛いねこみみ冒険ファンタジーを想像すると少し違うかもです。

    冒頭から説明があるので書きますが、ねずみと人間が数千年にわたって敵対している世界で、ねずみはなかなかに強かで恐い生き物として登場します。割とねずみこわいです。

    そんな世界のヒト猫奇譚。ヒトと知能の高い動物との争いの歴史ゆえに残虐な場面もさらっと出てきます。

    と言っても、そう思って読めば、昔話めいたほのぼの感はあります。真面目なのにコミカルな部分も。

    これは2011年からの作品ということで、絵柄が近作よりやや昔を感じさせるタッチです。

    試し読みでおもしろいと思える方なら、ポイントも抑えめだし楽しめると思います。

    • 1
  2. 評価:4.000 4.0

    表題作、思ったよりかわいいです。

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    web読みできるまんがは確かにすごくいきなりで不自然なのとかあるけど。

    これはまぁ流れはふつうで、割と気にならなかったのは男の子の描き方がちゃんとわかりやすかったからかな。あと無理シチュでないのと。

    暖くんが紳士な男の子でステキ。
    わたしも自分が鈍感な女子だったので…華ちゃんわからなくもないです。。鈍い女子が嫌だと読んでイライラしちゃうかもしれないですね。

    絵柄が可愛らしいのと、可愛いのにっていうイヤらしさがなくてよかったです。爽やか恋愛かなっ☆

    ※エロじゃないです。個人的にはそこも判断材料としては好きです。


    ポイント貯まってたので気軽に読んでみた感想です。

    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    電子で読めるだけでも有難い作品

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    人間のニンゲンとしての立場、人間や動植物、生き物を超越した自然という概念、その狭間での変遷と滅びへの危機、人としての在り方、人が人として生きていく希望、そんなテーマを織り込んだ作品であり、そのテーマを独特のSFに落とし込んだダークグリーンという作品のその後世界という物語にもなっています。

    どこでも手に入りにくい時代の作品になっていて、こちらで読めるだけで本当に有難いし、佐々木淳子先生の本当に綺麗なペンタッチ、人物を始め強く魅力的に描かれる不思議な世界と現実感に、前世紀作品ではリアルにSFの中だけであっただろう端末で接することができるのはうれしいことです。
    一点だけ惜しいのはビューワの表示で、変則コマ多めでも均一なセリフ割の画面ズーム切替えなので読み難く、その割に解像度も甘いところです…
    とても綺麗な絵と引き込まれるような構図になっていたり映画的な表現も多い作。

    いつかもっとみやすくなったらと期待しています。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    朝ドラか大河級の展開とボリューム。

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    運命に翻弄されながら、和菓子の世界で切磋琢磨していくさくらと椿。なかなか鮮明には明らかにならない過去の謎とその引いた尾の絡みあった上にかつてのこどもたちである主人公たちも大人も、老舗の大店と、関わる店も客もが運命を弄されて行く。

    複雑にするためだけに張られている伏線ではなく、物語が深くドラマ性があります。

    脇を固めるキャラも、最初から謎多かったけれど足長おじさんのようでいて実のところ謎めいたどころではない大きな裏のあったひと、純粋な気持ちで主人公たちを支えるひと…描かれ方が都合で放り込まれた浅いものでなくひとりひとりしっかりしています。

    読み始めに思った以上に壮大で複雑な展開、131話まで追いましたが…
    ここまで苦しいことになるとは。
    できれば、苦難を乗り越えて2人と周囲には幸せになって欲しいし、和菓子の道も店もよい方向へ行って欲しいと願わずにはいられません。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    少しずつ読む

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    本質は見ている著者の体験記で、この人なりの深く刺さったできごとなどがあっさりした絵柄で綴られていきます。というのは皆さんと同じだと思いますが。

    だから、1話(大体2話でひとつの話がおおいので、その意味で1話と)ずつ、たとえば購入はまとめ買いでも、少しずつ、ひとつのテーマの話を読んでしばらくその話の余韻の中にいてみるのを個人的な意見としておすすめします。

    全話一気にあっという間に読めるタイプのまんがだと思いますが、いろんな話を一度に読み切ってしまうより、この人のこのまんがはひとつの話ごとにしばらく考え込んだり受け止める感覚で読むと、心に自分の視点の行き着く先がそれぞれ別に色々と見えてきたりする感じがすると思うので。

    そして絵柄はさっさとかいたような絵ですし著者ご本人も話し出したらたぶん一気に話す方だと感じますが、大切な話は本当はこつこつとまとめられている作品だと思います。主旨をまとめて的確に話すのが本来得意でない主人公側のもやもやと進んでいく歩みを感じられる気がします。

    なので、さらっと読みやすく重いことも扱われて読み進め易いのですが、敢えて一話一話の葛藤をしばらく感じるといいのではと思うのです。

    そして、色々ありますが「中絶の家」、タイトルから受けるイメージとはやや異なると思うので、人によっては意外とも何とも思わないかもしれませんが…この言葉が苦手な方にお勧めします。わたしも苦手で気になって読んで、読んで最終的にはよかったと思っていますので。ただ、他の話からがおすすめですが。いちばん最初ではなく。

    • 0
全ての内容:★★★★☆ 1 - 5件目/全5件

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