Mayayaさんの投稿一覧

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作品レビュー
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1 - 10件目/全123件

  1. 評価:3.000 3.0

    イケメンが大渋滞、でも

     多分これは、仙界のお話…だから、年をとらない…っつーか、一番良い時で、刻が止まる?!弟子の凌宵は、子どもの時分から成長して、イケメン男子になったのに、師匠の遅仙人雲清は、そのまんま…あれ?元はトリさんだから、人間としての見かけの年齢は、自由自在かな?でも、凌宵自身も魔族出身だし…まあ、このくらい把握しておけば、多分あとはどうでもいい。
     だってこのお話、登場人物がみんな、一度では覚えられないような漢字の名前で(それも、字、兄、師が、くっつき放題!)、みんな同じようなロン毛で、みんな同じようなファッションで、そんでもって、み〜んな判で押したようなイケメン!そして、みんな腹に一物あったり、みんな寝返ったりするもんだから、雲清じゃなくとも、誰も信じられなくなる。凌宵でさえも、いろいろ企んでくるからさー。
     だからこのお話は、不治の病?に罹った「ヒロイン」雲清が、「ヒーロー」凌宵に「病気を治すために、俺と関係(霊修)をもとうぜ」と、愛を囁かれているのに、「嫌よイヤイヤ」と断り続けている多分ソフトBL…この解釈で、合ってます?イケメンが大渋滞、でも、読み解くのに一苦労という印象が強いわな〜。

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  2. 評価:3.000 3.0

    恋もあるけど謎解きほどは…

     法医としての知識や技術を活かすから、転生ものにする必要があったことは分かる。車椅子にしたのは、クリスティーのミス・マープル風を狙ってのこと?ヒロインの言卿が証拠をもとに推理し、ヒーローの時霆が機動力を活かして犯人を追い詰めるところは、ホームズとワトソンみたい。そして、ちょっぴり猟奇的な雰囲気をもたせているのは、江戸川乱歩や横溝正史あたりを意識してのことか…あ、この作品、日本のものではないから、関係ないかも。
     ざっくり言うと、ずば抜けた法医学の知識でもって、事件解決にあたる女学生言卿(江戸川コナン+科捜研の女)と、周囲から何だかんだ言われても、言卿を尊重し続ける時霆との、恋といえない恋物語?架空の国の架空の時代だから、許される設定だよね。異母姉を筆頭とするモブ女子たちの、相も変わらぬ陰湿ないじめには、辟易させられるけれど…。
     様々な名作の中から、いいとこどりをして出来上がっている本作。しばらくの間は、花より団子で「謎解き」を楽しめそうです。

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  3. 評価:3.000 3.0

    主人公たちの年齢設定、どーなっとるん?

     漫画のトンデモ設定には寛容なつもりですが、それにも線引きがありまして、辻褄が合わなかったりすると、とことん気になるタイプです。
     第1の疑問…サラとリュドヴィックは、6年前に婚約したそうだけれど、君たちいったい何歳だったんだい?現時点でサラが学園卒業だから、多分10代後半くらい…?ということは、遅くとも10代前半には婚約したんだよね?その当時、ほぼ同年代の平民リュドヴィックに、男爵家につけ入るだけの財産があったとは到底思えない。音信不通の6年の間に、財産と地位を築いて、「やっと」卒業の日に迎えに来たという体だから、「6年前の婚約」設定には、大分無理があるのでは?
     第2の疑問…サラの背中の傷に違和感。割れた瓶が刺さったのなら、刺し傷的な傷痕が残るはずだよね。けれども、実際は一つ一つの傷が長めで、まるで切り傷痕。引きつれを描くのは、難しかった?
     第3の疑問…そもそも、借金背負っているサラ側からの婚約破棄は、貴族社会では、まず考えられない…ていうか、提案するほうが変!何年かかっても、働いて返します!が通用するなら、金貸しはいらないよ。
     多分、この程度の違和感は、本筋とはあまり関係ないんだろうな。さて、この?なお話、ここからどう不時着させるのか、ある意味楽しみです。

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  4. 評価:3.000 3.0

    「誘惑」は、していないわな〜

     画の印象…ヘタウマって表現、合っているのかな?昭和のアニメみたいなつくりです。引いたときのキャラの描き方がかなり雑だし、表情も硬め、色ののり方はぺったりしていて、静止画みたいな雰囲気…あ、漫画だから静止画でいいのか。
     登場人物の印象…程度の差はあれ、3人の主要キャラ(クララ、ダニエル、兄陛下)とも、ひとりよがりで自問自答の末、勝手に自己完結してくれちゃってる、かーなーりー面倒くさい人たち。こりゃ、3人とも友達少ないだろうなぁ…。
     ストーリーの印象…ほとんどの画面が、この友達少なめ主要3キャラのわちゃわちゃで占められているので、話の流れが見えなくなってくる💦多分、転生したクララがヒロインなんだろうけれど、この人、いったい何を目指しているんだろ?と、読めば読むほど混乱してきます。「お兄様を誘惑するつもりだったのに!」というタイトルですが、これで誘惑?どちらかというと「懐柔」だわなぁ。

    ↑ 結構、辛辣になってしまいました。それでも、ついつい読みたくなる不思議な魅力をもった作品です。大量無料配信分以降、課金してまで読みたいかどうかは、個人差があるだろうなぁ…。

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  5. 評価:3.000 3.0

    冒頭、自ら死を選ぶ設定は如何なものかと

     回帰リベンジものですが、冒頭に共感できない重大事案発生!それは、1周目のヒロインが、自ら命を絶ってしまうことです。転生相手が自死したところに、ヒロインの意識が入って…という設定は、時々ありますが、大元の主人公が自ら死を選ぶことは、例え漫画でも看過したくない。これで、2周目の人生がうまくいこうものなら、目も当てられない。解釈の仕方によっては、自死を肯定することにもなりかねません。
     ところで、回帰後、セシリアの視点で、イーデンの言動や表情を追っていますが、どう頑張っても、セシリアを愛しているようにしか見えない。百歩譲っても、好意をもっていること間違いなしです。
     では、なぜ1周目で、セシリアは死を選ぶことになってしまったのか…そこには、セシリアの父と現皇后、そしてノーバ伯爵との深い因縁がありそうです。セシリアが死を選ぶに至った、イーデンのあの言葉…果たして、本当にその言葉どおりの意味だったのでしょうか。「でも生きなければならない」「だから生きるんだ」こちらのほうに、イーデンの真意が込められているような気がしてなりません。
     白眼の割合が多く、頬が長めのためか、登場人物たちの目つきが鋭く見え、あまり魅力的ではないかも…。ストーリーの結末には興味があるので、いろいろ差し引いて、星3かな?

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  6. 評価:3.000 3.0

    全くさらけ出してはいませんが…

     読む作品を選ぶ際、紹介文(あらすじ)は、結構重要。この作品も、「全ての自分をさらけ出し、愛し合う二人に待ち受ける未来はー」のくだりに惹かれて読み始めました…が、何じゃ、こりゃ?いつまで経っても、隠し事が多すぎて、消化不良気味。全然さらけ出していないじゃん!!失われた記憶?潔癖症?ストーカー?偶然出会ったように見える笙と雅哉ですが、実は深い因縁があって、砂の楼閣のような非常に危うい関係であることが、徐々に明らかになっていきます。
     そもそも登場人物たちが、全体的に魅力薄。足の引っ張り合いばかりしていて、嫌になってくる。もちろん、笙は真っ向勝負で、そして、雅哉は裏から手を回して、ライバルたちを蹴落としていきますが、どうもすっきりしないんだよなぁ…唯我独尊の笙はまだしも、手段を選ばない雅哉のダークさには、ちょっと引いてしまうかも?!
     こちらの出版元の作品らしく、唐突に状況が変化するので、ある意味最後まで気が抜けません。ハッピーエンドかバッドエンドか、大どんでん返しかあっけなくか…興味のある方は、無料分のその先へ、ぜひどうぞ。

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  7. 評価:3.000 3.0

    どっちつかずだなぁ…

     舞台は中華風の架空の国、そこへ高校生の藤七が、七公主として転生してしまった(それも、テスト中に!)という、どこかで聞いたことのあるような設定のお話。これが、どうにも中途半端なんだよなぁ…。
     まず、七七の人物設定。表面上は5歳だけれど、中身は高校生だから、もう少し10代っぽい思考、させられなかったかな?心の声がまんま5歳児で、転生設定にした意味があまりないような気がする。
     嫌われ皇女設定も、疑問。スタート時こそ嫌われて(というよりも、見向きもされずに)いたけれど、すぐに懐に入ったわけでしょ?「嫌われ皇女として生き延びる」って感じじゃ、ないんだよなぁ。まあ、ヒリヒリする流れよりは、お気楽でいいけどサ。
     主要男子キャラは、ほとんどが暴君皇帝の血縁だから、ツンデレというか俺様タイプが多くて、あまり見分けがつかない。でも、もっと酷いのは女子キャラ。まともなのは、七七と三公主だけで、ほかはクィーンオブモブ、性格に難ありです。さすが、男性向け原作という設定だけあるわ…。
     いろいろどっちつかず感はあるけれど、それでもここまで読んできた。文句つけつつ、それなりに面白いことは否めないなぁ…。

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  8. 評価:3.000 3.0

    わちゃわちゃ感いっぱいの華流ファンタジー

     クールな子持ち親王とやんちゃな王妃の恋?!華流ドラマって、女も男も、無駄に登場人物が美しいのよねー。この作品も然り。そしてストーリーのほうも、いかにも華流って感じの、わちゃわちゃ感いっぱいです。うっかりとばして読もうものなら、話が見えなくなる。真面目に読んでいても、似たような顔の登場人物と漢字の多さと奇天烈な設定で、やっぱり狐につままれたような気になる。う〜ん、さすが華流ファンタジーだ…。
     まあ、ざっくりまとめると、縁起直しで占い師に勝手に決められたような?君令儀と平西王秦止の結婚だったけれど、実は、しっかりと結ばれる縁があったというわけですなー。私生児がいる割には、秦止が女性慣れしていなかった理由も、後々分かります。
     ただ、そこに辿り着くまでの、長いこと長いこと…「匂わせ」はあまりなく、最終局面で怒涛のように「事実」が判明していきます。そこまで頑張れるなら、読む価値はそれなりにあるかなー?

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  9. 評価:3.000 3.0

    後妻の尻に敷かれるバカ男親たちの話

     白雪姫やシンデレラのように、嫡出の娘にも関わらず、ヒロインが後妻やその連れ子に虐められるって話、山のようにあるけれど、どうしてそうなるのかよく分からない。それだけ男って、女(後妻)に弱いわけ?よくもまあ、自分の血を分けた娘が酷い目にあっても、気付かず?見て見ぬフリをして?あるいは一緒になって虐げる?バカ親になれたもんだ。貴族や王族って、血筋が全てだと思っていたけれど、これだけ実の娘より後妻の家族のほうを優遇するパターンの漫画が多いと、もう一度中世貴族史を調べ直す必要がありそうです。
     だからこのお話も、ヒロインアイネスに火傷の疵があるということ以外は、他のシンデレラものとあまり大差ない感じ。その火傷の件も、割と早い段階で周知・解決されるので、タイトルの「キズモノ令嬢」だけでは、あんまりストーリーを引っ張れないかなぁ。もちろん「キズモノ」には、火傷痕の他に、離婚して戸籍についたキズや、これまで虐げられてきた心の傷という意味も、含まれているとは思いますが…。
     画に関しては、好みが分かれるところ。でも、悪辣義理姉ラテニアの醜悪さを表現する上では、ぴったりハマっているとだけ申しておきましょう。

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  10. 評価:3.000 3.0

    人は見た目がすべて!ぢゃないよね?

     高田ちさき先生の原作で、森千紗先生の作画なら、間違いないと思って読み始めたけれど、2019年の作品のためか、ヒーロー、ヒロインをはじめ、当て馬、モブ女子、元カノ等、みーんな類型的な印象…ストーリー運びも大体予想がついて、安心ちゃあ安心、テンプレ化ちゃあテンプレ化で、う〜ん、ちょっと肩透かし感アリです。
     一番驚いたのは作画?何か線が雑な印象で、本当に森先生?と、ごめんなさい、ちょっと疑心暗鬼。どうしても「身ごもり政略結婚」の頃と比べてしまって、?????です。
     ストーリーは、地味女子の紗衣が、天瀬と恋をするために、自分磨きをするところから始まりますが、「告白して、この恋を実らせる」と決心した割には、本人がとった最も顕著な行動は、外見を変えること。以前だって、小ざっぱりとはしていたのに、そこで周囲の評価(特に男の)が変わるってことは、結局人は見た目ってこと?!天瀬は、紗衣が外見を変える前から、彼女の良さを理解していたから、セーフなんだけどね…。
     ただ、外見を変えたこと以外、紗衣の天瀬に対する姿勢は、やっぱり「待ち」が多かったので、ちょっと残念。恋愛初心者の地味女子設定とはいえ、もう少し外見以外でも頑張ってほしかったかな?

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全ての内容:★★★☆☆ 1 - 10件目/全123件

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