5.0
しんみり
いつもこの作家さんのお話しで、大爆笑していましたが、今回は始めからしんみりムード!?でびっくりしました。しんみりムードの異色ホームドラマと言ったところでしょうか。絵もさらさらっと気軽に読めて、いつも笑いながらいろいろ考えさせられていますが、今回はさらに深く濃いお話しになっていました。やはりすごい作家さんだなぁと感心しました。
- 3
いつもこの作家さんのお話しで、大爆笑していましたが、今回は始めからしんみりムード!?でびっくりしました。しんみりムードの異色ホームドラマと言ったところでしょうか。絵もさらさらっと気軽に読めて、いつも笑いながらいろいろ考えさせられていますが、今回はさらに深く濃いお話しになっていました。やはりすごい作家さんだなぁと感心しました。
彼氏を突然失った主人公と、彼氏が遺した娘、その娘の母親の3人の登場人物が、生き生きというより生々しく織り成すストーリー。
人生なんて、相も変わらず理不尽だらけって思えるけれど、この作家さんの表現の特徴とも言える、嘘のない素直さ、きれいごとで済ませようとしない誠実さ、でも他人に寛容な態度に裏打ちされた、清々しい作品です。
漫画って画力だけじゃないんだなってこの作家さん読むたび思います。
今ではその絵も暖かくて優しいなって思う。
素敵な話をありがとうございました。
ゆるい絵柄でギャグ込みの内容なのかなと思っていましたが、いい意味で予想を裏切られました!
中盤から終わりにかけてはもう涙が止まらないほど…笑
久しぶりにいい作品が読めてよかったです!
久しぶりに涙目で締めたええ話。最後大団円、一読者の自分もだんだん近所のおばちゃん目線になって、大海原みたいな広い世界に取り残された2人の孤独に、正直胸がチクチク痛くなったけど、ラストまさかの大逆転、主人公だけやなく此方側の自分も大いに救われた。辛い日もある、俯く日もあるけど、明日も頑張ろうって思えた終幕に拍手。バツ華先生ほんまおおきに♡
はじめはイライラしながら読んでいましたが、だんだんと子供と打ち解けていって感情移入してしまいました。
最後弓と一緒に住むのかと思いましたが、親戚と暮らしても子供は大丈夫そうで安心しました。
実の母親達のはなしをみていると、自分はこんなことしてはいけない、という気持ちになったりします。
もっと読みたくなるはなしです。
正直、絵は上手じゃないし、話も途中まで、なんてお粗末!・・・って思ったけど、何だかこれは、じわじわくる(T_T)
わざとらしくなく、読んであったかくなるお話です
透明なゆりかごも涙腺緩む
作者買いです。
毒母に育児放棄されたコトハと弓の話しかと思ったら、そこから弓の生育歴〜母親との関係改善まで、短い話ですがぎゅっと盛り込まれていて所々泣かされました。
タイトルの「ギリギリムスメ」とは、複数の意味を含んでいるのだと最終回まで読んで理解しました。読んで良かったな。
いろんな親がいて
いろんな育ちがあって
許せないと思う頑なな心が
ふんわりほぐれていく感じ
適度なゆるさがほっこりします。
最初は淡々と進んでいきますが、読んでいくうちにだんだんと弓さんとコトハちゃんのそれぞれの思いが伝わってきて、胸が熱くなりました。沖田さんの作品は感動するものが多いけれど、クスッと笑ってしまう場面もあり楽しく読めますが、こちらはただひたすら感動しました。