5.0
もし明日、世界が終わったらどうする?
女友達の問いかけに、「好きな人と一緒にいたい」と答える雪野。
いつもは居眠りしている四宮君が、「いいね、それ。」と会話に割り込むところからお話は始まります。
四宮君の家庭事情は複雑なようで、いつも兄弟の面倒を見たり、家事をしたり。
一方の雪野は、ひとりっ子で何不自由ない生活をしています。
そんなふたりが、公園で遭遇し、お互いのプライベートに触れたとき、ふたりの間には何かが始まります。
早く大人にならないといけない四宮君の焦りと、雪野への気持ち、雪野の四宮君を支えたいけど無力な自分を改めて見つめ直す気持ち、優しいふたりの気持ちが交差して一本の線になるとき、新しい世界が始まるんだなあ。
タイトル作のみですが、ひさしぶりにほんわかした少女漫画を読みました。
- 2