本当に嫌だよ、戦争は。
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各話のコメント一覧 (5件)
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本当に嫌だよ、戦争は。
少年隊達のやり取りは、まるで漫画家が実際に見てきた様なリアル感があった。大東亜戦争の学徒出陣然り、いつの世も未来ある若い命が戦火に巻き込まれるのは悲しい。
登場人物達のほとんどの台詞が印象に残る。特に近藤局長の「歴史とは勝者のみがつむげる金の糸~。」は名言だと思う。漫画なのに、小説を読んでる様な迫力。
新撰組が竜馬を捕らえようした矢先の場面も風雲急を告げる展開で、幕末ならではだと思う。
日本を愛する漢達の想いが時には交錯し、時には熱く激しくぶつかった時代。それが幕末。
竜馬さんは本当はどうしたかったのだろう。天下泰平の時に現れる聖獣「竜馬(龍馬)=麒麟」の名前の通り、この日の本の国を平和に導きたかったのだろうか。だとしても、時代は幕末。自分自身が全く血に染まらず平和な国にするのは、もしかしたら難しかったのかもしれない。
うーん。なかなかの展開。話が「人斬り竜馬」から「竜馬暗殺」になろうとしている。しかも「竜馬暗殺」の犯人が、彼に恨みを持つ新撰組目線で事細かに描かれている所も興味深い。
うーん。新たな切り口の時代劇漫画。