4.0
三角関係未満?台詞回し上手し!
高校時代、陸上部で、先輩&後輩だった伊井さんと外角くん、そして伊井さんの親友 愛須さんのお話です。
外角くんのことが大好きなのに、ついどうでもよいようなポーズをとってしまう愛須さん(受け)と、愛須さんの気持ちが駄々漏れで、それに感化されていっぱいエロいこと妄想しちゃってる外角くん(攻め)。
そして、二人の気持ちも性格も熟知してて、チョッカイ出したりおせっかい焼いちゃう伊井さん。
微妙な台詞回し。気持ちの描写。
そして、男性らしいゴツゴツした骨組みと、愛須さんのドエロい顔。
この作者さん、同人誌の頃から存じ上げていますが、やっぱり台詞やモノローグ、大好きです!
表題作は、8話目までと、最終話の最後ちょっとだけ(オールキャスト風の短編)。
9話目以降は、伊井さんのお話です。
飄々と世渡りうまそうな伊井さんですが、臆病で大事な人との一歩踏み込んだ距離感がつかめなくて、
ああ、こじらせちゃってんなー、という感じが大いに可愛らしかったです。
でも、こっちの話は話数ほどの盛り上がりはなかったので、ホシ1つ減らしました。
表題作だけなら、文句なしにホシ5つです。
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