4.0
使用人である千鶴を溺愛する雪比古坊っちゃま。溺愛というかもはやストーカーです。
その上、幼い頃から身体も生命力も弱かった雪比古を生かすためにした実母の契約により、魔物を身の内に住まわせています。
幼い頃からの憧れと好意と支えなくちゃという意識からか、そんな雪比古を受け入れる千鶴ですが、いつまでも「坊っちゃま」なのはどうなんだろう。苦笑
本家の義母から執拗な嫌がらせ等々もありますが、坊っちゃまと千鶴の絆と、魔物の力とで切り抜けて最後はハッピーエンド。
内容の割にあっさりしたお話ですが、細部まで作り込まれていて面白かったです。
個人的には、ブラコン気味の泰比呂さんのエピソードがもう少しあれば嬉しかったです。
- 17