5.0
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雪比古は千鶴を護る為、雪比古に憑いてる魔物と同化し千鶴を護った。その代償に雪比古の魄をあげる約束をし千鶴の最期を見届けた後、約束通り魔物に魄を渡した。千鶴も又、雪比古を護る為に自分の死後、魔物に魄をあげる約束をした。お互いがお互いを必要とした存在であり愛しく思う存在であった事。雪比古と同化した魔物は千鶴の死後、雪比古の言葉で約束通り千鶴、雪比古の魄を喰らった。最初、良く無い魔物だった筈なのに千鶴の献身的な気持ちを理解したのか?雪比古の中から出て来た魔物は良い魔物に成ってた様な気がした。魔物は雪比古、千鶴の魄と供に一緒に空へと飛び立った。死して尚、魄を喰われても雪比古と千鶴は一緒に居られるのは、ある意味、幸せになんだと思った。
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